SWOT分析 機会分析② 予期せぬ成功

こんにちは。i-consulting offceの田中 健太郎です。
・クロスSWOT分析による企業の積極戦略構築コンサルティング
・お金のブロックパズルによるキャッシュフロー経営支援
・小規模DX提案による業務改善コンサルティング
・補助金関係の申請のご支援
こんなことをやっています。

前回から引き続き、SWOT分析のお話を書こうと思います。
前回までは”強み分析”を行わせていただきましたが、今回からは”機会”分析に入ります。
今日のテーマは”予期せぬ成功”です。

予期せぬ成功とは?

予期せぬ成功とは、企業が自社の製品やサービスに対して当初想定していなかった方法で顧客から評価され、需要が生まれる現象のことです。
これは、企業の製品やサービスが本来の目的や用途を超えて新たな価値を生むケースが多く、企業にとって大きなビジネスチャンスとなります。従来の戦略やターゲット市場にとらわれず、予期せぬ使われ方や思いがけない市場からの需要を掘り起こすことで、企業は新たな成長の道筋を見つけることができます。
こうした成功は、従来のビジネスモデルを見直し、柔軟な対応と迅速な意思決定が求められます。

予期せぬ成功の具体的な内容

1.まさかそんな使い方しているとはの説明

企業が提供する製品やサービスには、通常、特定の目的や使い方が設定されてるかと思います。
しかし、顧客がそれを想定外の方法で利用することがあります。例えば、ある企業が製造するDIY用の素材が、クリエイティブなユーザーによって芸術作品の材料として使用され、予想外の人気を集めたケースがあります。製品が全く異なる分野で新たな価値を発揮したことで、その企業は意図していなかったマーケットに踏み出す機会を得ました。このような「まさかそんな使い方をしているとは」という成功例は、企業が顧客の声に耳を傾け、柔軟に対応することで成し遂げられる可能性が高まります。

2.そういうアイディアを顧客が持っているとは・・・想定していなかったニーズ

時に顧客は、企業が想像しなかったようなニーズを持っています。例えば、あるソフトウェア会社が、データ分析ツールを販売していたところ、顧客がそのツールを単なるデータ整理のためだけでなく、全く異なる業務の効率化に利用していたことが判明しました。企業にとっては「そういうアイディアがあるのか!」と驚かされる瞬間ですが、これは同時に大きなチャンスでもあります。想定外のニーズが顕在化することで、新たな製品機能の開発や、異なる業界にアプローチするための糸口となる可能性があります。

予期せぬ成功による新たな販路拡大事例

ある食品メーカーが提供していた健康志向のスナック菓子が、フィットネス愛好者やアスリートの間で爆発的にヒットした例があります。当初、その製品は一般消費者向けに開発されましたが、フィットネス業界で「高タンパク・低カロリーのおやつ」として評価されました。この成功により、同社はフィットネスジムやスポーツショップといった新たな販路を開拓し、販路を急速に拡大することに成功しました。予期せぬ成功をきっかけに市場の可能性を広げ、次の成長ステージに進む典型的な例といえるでしょう。

予期せぬ成功のためにはお客さんの話をきちんと拾いましょう。

予期せぬ成功は、顧客の使い方を聴くことからはじまるのではないでしょうか?そのためには、
普段からお客様の声をきちんと(できれば気軽)に聞くことができる関係性の構築は重要かと
思います。
また、組織としてはその声に対してその情報に基づいて戦略を柔軟に変更することができる体制を持っておくことも重要かなと思います。

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i-consulting officeでは、”強みと機会”の深堀に特化したSWOT分析を行い、予期せぬ成功を基にした新たな販路拡大戦略の構築をお手伝いします。


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本当にやばい、体調不良により、資料作成が追い付かない・・・。

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