
2025.10.4
生成AI・DX実践Tips 第13回~Copilotの”作成”機能を解説!~
こんばんは。i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。
私は「社長も社員も、働くことが楽しいと思える会社づくり」
をお手伝いすることを使命に、中小企業の経営支援を行っています。
具体的には、次のようなテーマを中心にサポートしています。
- クロスSWOT分析を活用した「積極戦略」の構築支援
- お金のブロックパズルによる「キャッシュフロー経営」のサポート
- 業務デジタル化支援を通じた「生産性向上」コンサルティング
- DX(デジタルトランスフォーメーション)・生成AI活用のご提案・導入支援
- 補助金申請支援
と書くと幅広いのですが、前職がIT企業のため最近は特に
「DX・AIをテーマにした研修講師」
として活動する機会が増えています。
経営に関するお困りごとや、従業員育成に関心をお持ちでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
当社は「わかりやすく、具体的に」をモットーに、経営の現場ですぐに役立つ支援を心がけています!
本日は「生成AI・DX実践Tips 第13回~Copilotの”作成”機能を解説!~」というテーマです。
先週ぐらいまでまったく気づいてなかったのですが、Microsoft365Copilotもひそかに可能性がひろがっているなと感じたので、ブログにしました。
はじめに
Microsoft 365 Copilotが提供する「作成」機能は、単なる文章生成を超え、企画・設計・表現・共有までを一気通貫で支援する、まさに“生成AIの実践ツール”です。今回はこの「作成」機能にフォーカスし、実際の活用シーンや操作感、業務へのインパクトを詳しく解説します。
Copilotの「作成」機能とは?
Copilotの「作成」タブは、Word・Excel・PowerPoint・OutlookなどのOfficeアプリと連携し、ユーザーのアイデアを即座に形にするためのクリエイティブ支援機能です。
例えば、思いついた企画を「企画書にしたい」と入力するだけで、構成案・タイトル・本文・図表の提案まで自動生成。さらに、画像や動画の挿入、ナレーション付きスライドの作成まで可能です。
この機能は、従来の「テンプレート選択+手入力」から、「自然言語で指示+AIによる即時生成」へと進化した、新しいドキュメント作成体験を提供します。
実際に使ってみた:企画書作成のスピードが劇的に向上
筆者がCopilotの「作成」機能を使って驚いたのは、企画書の初稿がわずか数分で完成したことです。
例えば、「新しい物流サービスの提案書を作成したい」と入力すると、以下のような内容が自動生成されました:
- タイトル案:「地域密着型物流サービスの新提案」
- 概要:「地域の配送ニーズに応える柔軟なサービス設計」
- セクション構成:「背景」「課題」「提案内容」「期待される効果」「導入スケジュール」
- 図表:「配送エリアマップ」「コスト比較グラフ」
実際にそのままお客様にお見せするにはまだまだ低い完成度です・・・。
「作成」機能でできること一覧
機能カテゴリ | 内容 | 活用例 |
---|---|---|
✍️ 文書生成 | 提案書・報告書・議事録などを自然言語で作成 | 企画書、業務報告、研修資料 |
🎥 動画生成 | スライド+ナレーション付き動画を自動作成 | 社内説明動画、製品紹介 |
🖼️ 画像生成 | イラスト・ポスター・アイコンなどを生成 | プレゼン資料、社内掲示 |
📊 グラフ作成 | Excelデータからグラフを自動生成 | 売上推移、点検結果の可視化 |
🎙️ ナレーション追加 | スライドに音声を追加 | プレゼン練習、動画教材 |
🧠 アイデア出し | キーワードから企画案を複数提示 | 新サービス、業務改善 |
個人的には過去に作成したPowerPointにそのままナレーションがつけられるのには驚き!
Chatとの違いは?「作成」タブの魅力
Copilot Chatでも文章生成は可能ですが、「作成」タブはGUIベースで直感的に操作できる点が大きな違いです。
- Chat:自由入力で対話形式。柔軟だが構成は自分で考える必要あり。
- 作成タブ:目的別テンプレートが用意されており、構成・表現・デザインまで一括提案。
特に初心者や時間がないときには、「作成」タブの方が圧倒的に効率的です。
業務へのインパクト:残業削減と創造性の両立
Copilotの「作成」機能は、業務効率化と創造性の両立を可能にします。
- ⏱️ 時間短縮:初稿作成にかかる時間が1/10に
- 💡 創造性向上:AIが提案する構成や表現が新しい視点を提供
- 📈 生産性向上:資料作成にかかる負荷が軽減され、他業務に集中できる
特に、企画職・営業職・教育担当者など、資料作成が多い職種では、Copilotの導入効果は非常に大きいと感じます。
まとめ:Copilotの「作成」機能は、次世代の業務支援ツール
Microsoft 365 Copilotの「作成」機能は、単なるAIツールではなく、業務の質とスピードを同時に高めるパートナーです。
今後は、より多くの業務領域でこの機能が活用され、“考える時間”に集中できる働き方が広がっていくでしょう。
問い合わせ
本日は「生成AI・DX実践Tips 第13回~Copilotの”作成”機能を解説!~」というテーマでした。
Microsoft 365 Copilotの記事はあまり多くないのであまり触れてなかったのですが、
思いのほかバージョンアップしていて、活用の幅が広がるなと感じています。
i-consulting officeでは、Microsoft365copilotにも対応してご提案いたします。
ご興味・ご関心のある方はぜひお問い合わせください。
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宜しくお願いします。
本日のお仕事
・本日はPythonの学習、うーん、わからん。
・RPAの資料がうまく作れない!面白いもの作りたいけどきびしっー!
というわけで本日も夜中までひたすら作業・・・眠いけど、頑張ろう。