【生成AI実践レポート#009】Claudeで「お金のブロックパズル」を作成できるツールを作ってみた。

朝でも昼でもこんばんは。中小企業診断士の田中 健太郎です。

「経営数字やITをパッと見てわかるように見える化して、
社長が迷わず会社を成長させられるように伴走する」
”経営数字とAI活用のパートナー”です。

実践を交えながら生成AIを簡易的に使ってみたらどんな感じになるのかを
感想を交えて書いていきたいなと思います。

今回は自分がコンサルティングの現場で使用できる「お金のブロックパズル」のツールを作成してみましたのでそのことについて書いておきたい。

過去のブログだとこの辺に書いている内容です。

そもそも「お金のブロックパズル」って何?

「お金のブロックパズル」とは、売上高・変動費・人件費・固定費・利益といった財務の数字を、比例縮尺のブロック(面積)として視覚的に表現したフレームワークです。

損益計算書(PL)を読み慣れていない方でも、ブロックの大きさを見るだけで「利益がどれくらい残っているか」「どこにコストがかかっているか」が直感的に把握できるのが最大の特徴。顧問先のお客様への説明ツールとしても、非常に使いやすい概念です。

今回は、この「お金のブロックパズル」をClaude(生成AI)を活用して作成し、実際に経営相談の現場で使えるシミュレーションツールとして仕上げました。

このツールでできること(全5機能)

ツールは以下の5つのモードで構成されており、それぞれPDFレポートとして印刷・共有ができます。

  1. 現状の財務諸表をベースにした「お金のブロックパズル」
  2. 売上アップ率・コスト削減率を加味した「理想版」シミュレーション
  3. 目標の繰越金から逆算する「目標売上高」シミュレーション
  4. 資金繰りを意識した「詳細版」
  5. 2期比較版

以下、特に活用シーンをイメージしやすい機能を3つピックアップして解説します。

機能① 現状の「お金のブロックパズル」

売上高・変動費・人件費・その他固定費を入力すると、利益が自動計算されるだけでなく、粗利率・労働分配率まで一括で算出されます。

数字を羅列するのではなく、ブロックの面積で見せることで、「うちの会社は人件費がこんなに大きいんだ」「利益のブロックがこんなに小さいのか」という気づきを、お客様に視覚的に届けられます。PLを読むのが苦手な経営者の方にも、ストレスなく現状を共有できるのが大きなメリットです。

【現状の「お金のブロックパズルイメージ」

機能② 理想版シミュレーション ★ とくにおすすめ

現状のデータに対して、売上の増加率・単価の増加率・各コストの増減率を入力すると、利益構造がどのように変化するかをリアルタイムで確認できます。

たとえばこんな問いに答えられます。

  • 「単価を5%上げたら、利益はどれくらい増える?」
  • 「変動費を3%下げるのと、人件費を抑えるのとでは、どちらが利益改善効果が高い?」
  • 「売上を10%伸ばさなくても、コスト構造を変えれば目標利益に届くかもしれない」

経営改善の打ち手を検討する際、このシミュレーターをお客様と一緒に画面を見ながら操作することで、「数字で考える」習慣づけの支援にもつながります。顧問先へのアドバイスの質が一段上がるツールだと感じています。

【理想版:例)売上2%アップ、変動費1%ダウン、その他固定費1%ダウンした場合】

機能③ 目標売上高の逆算シミュレーション ★ 個人的イチオシ

通常の予算策定は「来期の売上目標は○○円」と売上から考えがちです。でも実際に経営者が気にしているのは、「手元に現金をいくら残せるか」ではないでしょうか。

この機能は、「来期に繰越金として○○万円残したい」という目標ゴールを入力することで、そのために必要な売上高を自動で逆算してくれます。目標から逆算して予算を組む、というアプローチを数字でサポートできるツールです。

お客様との経営相談の場でこのシミュレーターを使いながら対話することで、「なんとなく売上を増やしたい」という抽象的な目標を、「いくら売れば、いくら残るのか」という具体的な数字に落とし込むサポートができます。

【目標売上高逆算:例)繰越金50万残したい。借入金の返済は300万、その他固定費90万、人件費100万、粗利率68%で計算した場合】

このツールが、お客様にとってどう役立つか

このツールを通じてお届けしたい価値は、「財務数字をわかりやすく見せること」だけではありません。もう一歩踏み込んで、「経営の判断を数字ベースで考えるきっかけ」を作ることだと思っています。

「売上を上げるべきか、コストを削るべきか」「どこに手を打てば利益が残るか」——こうした問いに対して、感覚や経験だけでなく、シミュレーションの数字を見ながら一緒に考えられる。そういうサポートのスタイルが、これからの士業・コンサルタントには求められていると感じています。

生成AIを活用してこのようなツールが比較的短期間で作れるようになったのも、今の時代ならではの話。今後もこういった実践的なツール開発の様子をレポートしていきますので、ぜひ引き続きお楽しみください!

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本日は「【生成AI実践レポート#009】Claudeで「お金のブロックパズル」を作成できるツールを作ってみた。」というテーマでブログを作成しました。
このツールは本当にくらいあんとさんのお役にたてるのではなかろうか?と思います。

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本日のお仕事

・M社 事業計画の作成
・交流会 プレゼン考え作成
ちょっと、最近だらけている。

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