借入返済で首が回らない会社がやるべき3つのこと

朝でも昼でもこんばんは。”経営数字とAI活用のパートナー” 中小企業診断士の田中 健太郎です。

こんな方におすすめ

✅ 毎月の借入返済が重くて資金繰りが苦しい
✅ 売上は上がっているのに手元にお金が残らない
✅ 金融機関への返済条件変更を検討している
✅ 今後の資金計画が立てられずに不安
✅ 借入金の管理方法がよくわからない

はじめに

「売上は悪くないのに、毎月の借入返済で首が回らない…」

そんな状況で困っていませんか?

実は、年商1〜5億円規模の中小企業でこの悩みを抱えている経営者の方は非常に多いんです。特に設備投資や事業拡大のために借入を重ねた結果、返済負担が重くなってしまうケースをよく見かけます。
さらに、コロナ融資の返済が始まっている企業も多く見受けられます。

でも安心してください。適切な対策を取れば、この状況は必ず改善できます 💡

今日は、借入返済で苦しんでいる会社が今すぐやるべき3つのことをお話しします。

借入返済で首が回らなくなる3つの原因

まず、なぜこのような状況になってしまうのか、主な原因を整理してみましょう。

1. キャッシュフローの把握不足

多くの経営者が「売上=入金」だと思い込んでいますが、実際は違います。

例えば、月商3,000万円の製造業があったとします。しかし:

  • 売上の回収は2ヶ月後
  • 材料費の支払いは1ヶ月後
  • 人件費や家賃は毎月定額

この場合、売上が上がっても一時的にキャッシュが不足することがあります。

2. 返済計画の甘い見積もり

設備投資時に「月商が○○万円増えるから返済できる」と考えがちですが、実際は:

  • 売上増加まで時間がかかる
  • 新規設備の維持費用が想定以上
  • 人件費も同時に増加

といったケースが多いんです。

3. 複数借入の管理不足

運転資金、設備資金、緊急時の借入…気づけば複数の返済が重なって、月々の返済額が経営を圧迫している状況です。

今すぐやるべき3つのこと

1. キャッシュフロー表の作成と見直し

まず最初にやるべきは、正確なキャッシュフローの把握です。

具体的な手順:

  • 今後6ヶ月分の入金予定を整理
  • 返済を含む全ての支出を月別に整理
  • 月末残高の推移を予測

例えば、建設業のA社では、キャッシュフロー表を作成した結果、3ヶ月後に500万円の資金不足が判明。事前に対策を打てたことで、資金ショートを回避できました。

ポイント: Excelでも十分です。完璧を目指さず、まずは大まかでも現状把握から始めましょう 👉

2. 金融機関への早めの相談

「返済が苦しくなってから相談」では遅いんです。

相談のタイミング:

  • 資金繰りが厳しくなりそうな3ヶ月前
  • 売上減少の兆候が見えた時点
  • 大型受注で一時的に資金需要が増える前

例えば、卸売業のB社は、コロナ禍で売上が30%減少した際、すぐに金融機関に相談。結果的に1年間の返済猶予を受けることができ、業績回復まで持ちこたえることができました。

相談時に準備すべき資料:

  • 最新の決算書
  • 試算表(可能な限り新しいもの)
  • キャッシュフロー表
  • 今後の事業計画

3. 収益改善とコスト見直し

根本的な解決には、収益構造の改善が不可欠です。

すぐにできる改善策:

  • 回収サイトの短縮交渉(60日→45日など)
  • 支払サイトの延長交渉(30日→45日など)
  • 在庫の圧縮(適正在庫量の見直し)
  • 固定費の見直し(保険、通信費、リース料など)

例えば、製造業のC社では:

  • 得意先への回収サイト短縮交渉で月600万円のキャッシュフロー改善
  • 不要な保険の見直しで年間120万円のコスト削減
  • 在庫圧縮で800万円の資金捻出

これらの取り組みで、月々の資金繰りが大幅に改善されました。

失敗しがちなパターンと対策

❌ やってはいけないこと

1. 問題を一人で抱え込む
経営者が一人で悩んでいても解決しません。専門家や金融機関に早めに相談することが重要です。

2. 売上アップだけに頼る
売上が上がってもキャッシュフローが改善するとは限りません。まずは資金繰りの安定化が先決です。

3. 返済のための借入
自転車操業になる可能性が高く、根本的な解決になりません。

✅ 成功のポイント

  • 現状把握を最優先にする
  • 金融機関とは常に良好な関係を保つ
  • 小さな改善を積み重ねる

まとめ

借入返済で首が回らない状況は確かに苦しいですが、適切な対策を取れば必ず改善できます。

重要なのは:

  1. 正確な現状把握:キャッシュフロー表の作成
  2. 早めの相談:金融機関との関係維持
  3. 地道な改善:収益向上とコスト削減

一人で抱え込まず、専門家の力も借りながら、一つずつ改善していきましょう 💡

よくある質問(FAQ)

Q: 金融機関に相談すると信用が下がりませんか?
A: むしろ逆です。早めに相談することで「経営状況を把握している経営者」として評価されることが多いです。隠して後から発覚する方がマイナスです。

Q: キャッシュフロー表の作成が難しいのですが…
A: 最初は大まかでも構いません。完璧を目指さず、まずは大きな入出金から整理してみてください。慣れてきたら詳細化していけばOKです。

Q: 複数の借入があって管理が複雑です
A: 借入一覧表を作成して、返済額・金利・残高を整理しましょう。場合によっては借り換えや一本化も検討できます。

お問い合わせ

本日は「キャッシュフローが改善しない本当の理由と対策」というテーマでブログを作成しました。

i-consultinfg officeでは初回無料でご相談を受け付けておりますので、ぜひお問い合わせください。

お問い合わせ
https://icon-office.com/contact

 Instagram
https://www.instagram.com/i_consulting_office

 LINE公式
https://lin.ee/xHeD62c

本日のお仕事

・S社 打ち合わせ
・T社報告書作成
・B社 共催セミナー案内作成

※本記事の情報は執筆時点のものです

一覧へ戻る