BMCシリーズ第3回:個人・部門に落とし込むビジネスモデルキャンバス― “会社視点”から“自分ごと”へ ―

朝の投稿でも昼の投稿でもこんばんは。
i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。

私は「社長も社員も、働くことが楽しいと思える会社づくり」
をお手伝いすることを使命に、中小企業の経営支援を行っています。

そんな私の提供できるサービスを考えてこんな経営者に出会いたいと考えています。

  • DX推進/生成AI活用を社内に取り入れたいが何から始めていいかわからない
  • 経営数字を使った根拠ある経営判断をしたい。
  • 自社の強みを見直し、根拠のある経営計画を作成したい。
  • 採用・定着を実現するための理念策定・浸透を行いたい。

といろいろ書いてますが、経営に関するお困りごとは気軽にご相談ください。
当社は「わかりやすく、具体的に」をモットーに、経営の現場ですぐに役立つ支援を心がけています!

本日は「BMCシリーズ第3回:個人・部門に落とし込むビジネスモデルキャンバス― “会社視点”から“自分ごと”へ ―」です。本日は第2回、いよいよビジネスモデルキャンバスを作成するための中身について書いていきたいと思います。
※なお、ブログの内容自体は生成AIを活用しつつ、私自身の経験や個人的に知りたいこと、勉強しておきたいことなどを意識して作成しています。なるべくハルシネーションが起きないように注意はしていますが、起きないとはかぎりませんのでご容赦ください。

👤 こんな方におすすめ

  • DXや業務改善が「現場に響いていない」と感じている方
  • 管理職・リーダーとして、部門の生産性を上げたい方
  • 「DXはIT担当の仕事」と思われてしまっている企業の方
  • 自分の仕事の価値を、うまく説明できないと感じている方
  • 研修やワークショップで“腹落ち感”を出したい方

DXが進まない最大の理由は「他人ごと」問題⚠️

DX推進の現場で、よく聞く言葉があります。

  • 「それって社長の思いつきですよね」
  • 「IT担当が考えることでは?」
  • 「現場の仕事とは関係ない気がする」

どれも珍しい意見ではありません。まさにHろゆき風にいうと「それってあなたの意見ですよね?」
と言っているかのような反応になってしまう現場の方々。
しかし、ここにDXが進まない最大の原因があります。

👉 DXが“自分の仕事”として捉えられていない

会社全体のDX構想やIT戦略が、
現場・部門・個人レベルに落ちていないのです。


そこで使うのが「個人・部門のビジネスモデルキャンバス」🧩

第1回・第2回では、
「会社全体」のビジネスモデルキャンバスを扱いました。

しかし実務では、ここで止めてはいけません。

発想を変えます💡

  • 個人の仕事=小さなビジネス
  • 部門の役割=1つの事業

こう考えると、
ビジネスモデルキャンバスはそのまま使えます。


個人・部門BMCで整理する9つの視点👀

① 顧客セグメント

  • 自分の仕事の「顧客」は誰か?
    • 社外顧客?
    • 社内の別部署?
    • 上司・経営層?

👉 ここを間違えると、仕事はズレます。
残念ながら、会社にいるすべての人はお客様の方向を向いて仕事をしているわけではないと思います。
人事部だったら、経営層や従業員が顧客だったり、経理だったらそれこそ役員が顧客になったりするのではないでしょうか?


② 価値提案

  • 自分(自部門)は、どんな価値を提供しているか?
  • それは「当たり前」になっていないか?

👉 「やっていること」ではなく
👉 「役に立っていること」を言語化します。


③ チャネル

  • どのように価値を届けているか?
    • 会議?
    • メール?
    • Excel?
    • システム?

👉 DXの改善ポイントが見えやすい項目です。


④ 顧客との関係

  • 顧客とどんな関係性か?
    • 定型対応?
    • 個別対応?
    • 属人的?

👉 属人化・ブラックボックス化が浮かびます。


⑤ 収益の流れ(成果)

個人・部門の場合はこう置き換えます。

  • 成果指標は何か?
    • 時間短縮
    • ミス削減
    • 売上貢献
    • 満足度向上

👉 KPI設計の入口になります。


⑥ 主要リソース

  • 人(スキル・経験)
  • 情報
  • ツール
  • データ

👉 「その人がいないと回らない」業務が見えます。
  ただし、逆の見方をすると自部門や自分の強みがどこかが見えてくる場所です。
  私はこの部分は自分の主観でいいので必ず記載するようにお願いしています。


⑦ 主要活動

  • 毎日・毎週やっている作業は何か?
  • 本当に価値を生んでいるか?

👉 AI・自動化の最大候補ゾーンです。


⑧ パートナー

  • 他部署
  • 外注先
  • システムベンダー

👉 部門間連携のボトルネックが明確になります。


⑨ コスト構造

  • 時間
  • 残業
  • 手戻り
  • ストレス

👉 お金以外のコストを可視化するのがポイントです。


なぜこの作業が「DXの起点」になるのか?🚀

個人・部門BMCを作ると、
必ずこんな声が出てきます。

  • 「この作業、意味ありますか?」
  • 「AIで代替できそう」
  • 「Excelで十分なのに、なぜ手作業?」
  • 「ここが一番時間を食っている」

👉 これこそが、DXの種です。

DXとは、

  • ITを入れること
    ではなく
  • ムダ・非効率・属人化を減らすこと

そのための材料が、
BMCにはすべて詰まっています。


実際のDX研修ではこう使っています🎓

私たちが行っているDX研修では、

1️⃣ 会社全体のBMC
2️⃣ 部門BMC
3️⃣ 個人BMC

を段階的に作ります。

すると、参加者から必ずこんな声が出ます。

  • 「自分の仕事、意外と価値があった」
  • 「ムダな作業が多すぎた」
  • 「DXってこういうことなんですね」

👉 “理解”ではなく“体感”に変わる瞬間です。


1人で考えるのは、やはり難しい🤔

とはいえ、ここでも壁があります。

  • 自分の仕事を客観視できない
  • つい作業目線になる
  • 抽象的になる

そこで次回のテーマにつながります。

👉 個人・チーム向けのAIヒアリングプロンプト

AIに質問役を任せることで、

  • 視点が広がる
  • 思考が深まる
  • 短時間で形になる

という状態を作ります。


まとめ:「DXを自分ごとにする」最短ルート🧭

DXを進めたいなら、
まずやるべきことはシンプルです。

👉 自分の仕事を、ビジネスとして見直す

個人・部門のビジネスモデルキャンバスは、

  • 業務改善
  • DX推進
  • AI活用
  • KPI設計

すべての起点になります。


👉 次回予告

第4回:AIで引き出す
― 個人・チーム向けビジネスモデルキャンバス ヒアリングプロンプト ―

というテーマで個人やチームに焦点を当てた場合のプロンプトを考えていきたいと思います。

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本日は「BMCシリーズ第3回:個人・部門に落とし込むビジネスモデルキャンバス― “会社視点”から“自分ごと”へ ―」というテーマのブログを書かせていただきました。
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