【SWOTで強みを見つける③/全5回】―社長が思う強みと、顧客が感じる強みがズレる理由―

朝でも昼でもこんばんは。中小企業診断士の田中 健太郎です

強みと経営数字を整理し、
事業計画を“実行できる形”にする伴走支援

を行っています。

モットーは、「社長も社員も、働くことが楽しいと思える会社づくり」
そのために、経営の土台を一緒に整えることを大切にしています。

具体的には、
SWOT分析による強みの発掘や、
お金のブロックパズルによる経営数字の見える化を通じて、
「何を伸ばし、何を変えるべきか」を一緒に整理します

その上で、必要に応じて
DXやAIも活用しながら、
事業計画が“作って終わり”にならない状態をつくることを重視しています。

このブログでは、
強み・数字・事業構造といった経営の土台づくりを中心に、
現場で実行できる事業計画や経営改善の考え方をお伝えしていきます

結果として、
DXやAIを扱うテーマも多くなりますが、
それはあくまで
「経営を前に進めるための手段」として紹介していく予定です。

こんな方におすすめとなるブログを意識しています。

  • DXやAIに興味はあるが、まず経営の土台を整えたい
  • 自社の強みをうまく言語化できず、方向性に悩んでいる
  • 数字は見ているが、経営判断にどう使えばいいかわからない
  • 事業計画を作ったものの、実行や見直しが止まっている
  • 計画づくりから実行まで、伴走してくれる人を探している

第2回では、
「強みは新しく作るものではない」
というお話をしました。

👉 強みは、
すでにやっていること・積み重ねの中にある

この考え方に、
「なるほど」と感じていただけた方も多いのではないでしょうか 😊

ただ、ここで次の壁にぶつかります。


❓「強みは見えてきた…でも、何か違和感がある」

SWOT分析を進めていくと、
こんな声をよく聞きます。

  • 「強みは書けたけど、本当にこれでいいのか不安…🤔」
  • 「社内では納得しているけど、顧客目線なのか自信がない」
  • 「事業計画に使おうとすると、説得力が弱い気がする」

その違和感の正体こそが、
今回のテーマです。


👤 こんな方におすすめ

  • SWOT分析で「強み」は書けたが、しっくり来ていない方
  • 社長の想いと、現場・顧客の反応に違和感を感じている方
  • 「良い商品なのに、なぜか選ばれない」と悩んでいる方
  • DX・生成AIを導入しているが、成果につながっていない方
  • 事業計画書の「強み」に自信が持てない経営者の方

⚠️ 社長が思う強みと、顧客が感じる強みはズレやすい

結論からお伝えします。

👉 社長が思う強みと、
顧客が感じている強みは、
かなりの確率でズレています。

しかもこれは、
経営者が悪いわけでも、
顧客が分かっていないわけでもありません。

構造的にズレやすい理由があるのです。


🧠 ズレが生まれる一番の原因

最大の原因は、
見ている景色が違うことです。

👔 社長・会社側の視点

  • どこに力を入れてきたか
  • どんな工夫や苦労をしてきたか
  • 他社より優れていると思う点

👉 「プロセス」や「努力」を見ている

👥 顧客の視点

  • 相談しやすかったか
  • 困ったときに助けてくれたか
  • 結果的に楽だったか、安心できたか

👉 「結果」や「体験」しか見ていない

この時点で、
ズレが起きるのは自然なことです。


😅 よくあるズレの具体例

例①

社長の認識

「うちは技術力が強みです」

顧客の認識

「正直、技術の違いはよく分からないけど、
いつも対応が早いからお願いしている」


例②

社長の認識

「価格競争を避けて、高品質路線でやっています」

顧客の認識

「高品質というより、細かく相談に乗ってくれるから安心」


例③

社長の認識

「DXを進めて、かなり効率化しています」

顧客の認識

「履歴をちゃんと覚えてくれている会社」

👉 どれも、悪い話ではありません。ただし、強みの“言葉”がズレているのです。


🔍 なぜこのズレが問題になるのか?

このズレを放置すると、
こんな問題が起きます ⚠️

  • 強みが伝わらない
  • 提案書やHPの訴求が刺さらない
  • 営業トークと顧客の期待が噛み合わない
  • SWOTを事業計画に使えない

結果として、

😢「ちゃんと考えたのに、成果につながらない」という状態になってしまいます。


📌 SWOTで本当に使える「強み」とは?

ここで重要なのは、
どちらが正しいかではありません。

ポイントはただ一つ。

👉 SWOTで使うべき強みは、
「顧客が価値を感じている強み」

ということです。

社長の想い・こだわりはとても大切です。
ですが、それは

  • ビジョン
  • 方針
  • 内部の原動力

として活かすべきもの。

市場で戦う武器としての「強み」は、
顧客基準で定義する必要があります。


🗣 強みのズレを埋めるシンプルな考え方

では、どうすればこのズレを埋められるのか。

答えは意外とシンプルです。

👉 「なぜ選ばれているのか」を、顧客の言葉で捉え直す→これ大事!

これだけです。

例えば、

  • 「技術力が高い」
     → なぜそれが顧客にとって良いのか?
  • 「対応が早い」
     → 顧客は何が楽になっているのか?

一段階、顧客側に翻訳することがポイントです。


🤖 ここでAIが力を発揮する場面

とはいえ、

  • 顧客の声が整理できない
  • 自分の解釈が入ってしまう
  • 言葉にするのが難しい

こう感じる方も多いはずです。

ここで役立つのが、生成AIです。

AIに、

  • 顧客視点での質問を投げてもらう
  • 曖昧な言葉を具体化してもらう
  • 強みの表現を複数パターン出してもらう

こうした使い方をすると、
社長視点 → 顧客視点への変換が一気に進みます 💡


🧩 それでも「人の視点」が必要な理由

ただし、AIだけでは不十分です。

なぜなら、

  • どの言葉が“現場に合うか”
  • どこがズレているのか
  • 何を捨て、何を残すか

これを判断するのは、
経営と現場を理解している第三者だからです。

だからこそ私は、

🤝 AI × 第三者(診断士・コンサル)

という組み合わせをおすすめしています。


▶️ 次回予告

次回・第4回では、
さらに一歩踏み込みます。

強みがどうしても見えないときに、
私が必ず投げる「3つの質問」

  • 社長一人では気づけない
  • 社内会議でも出てこない

そんなときに、
必ず突破口になる質問を具体的にご紹介します。


📩 お問い合わせと一言

今回の内容を読んで、

  • 「うちの強み、顧客視点で整理したい」
  • 「SWOTは書いたが、事業計画に落とせていない」
  • 「AIを使いながら、一緒に考えてほしい」

そう感じた方は、
一人で悩まずにご相談ください 😊

i-consulting officeでは、
SWOT分析を“実務で使える形”にするための伴走支援や、
生成AIを活用した強みの再定義サポートを行っています。

初回は無料相談で対応していますので、
お気軽にお問い合わせください。

次回も、現場目線でお届けします ✍️

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