人事部門のAI活用事例っていう。

こんにちは、i-consulting offceの田中 健太郎です。
・クロスSWOT分析による企業の積極戦略構築コンサルティング
・小規模DX提案による業務改善コンサルティング
・補助金関係の申請のご支援
こんなことをやっています。

本日は2024年9月9日号の日経ビジネスより、
「人事部門のAI活用事例」について少し触れたいと思います。

なんで、人事部門が大変なのか?

日経ビジネスを参考にしてはいますが、たしかに今の世の人事部門の人は大変だなと思います。
組織作成や社員教育や、給与・賞与の計算などなど、
さらにセクハラやパワハラには注意しないといけないし、採用には苦労するし、
入社してくれても定着してくれないしって、ほんと大変だと思います。
そんなイメージがこんな感じでしょうか?

うーん、めちゃくちゃやることあるやんと
そんななかでもちょっと事例を2つ。

日本IBMの人事におけるAI活用事例


一つは日本IBM、上記のイメージで言うところの「賃金・待遇改善」の項目においての活用です。

人事のデータをAIに登録し、賃金の”提案”をAIが行う。
ポイントはあくまで提案までで最終的な決定はマネージャ(人)が行います。
これで人事の業務は85%削減できたという話。
ただし、この話の注意点はなぜこの評価をAIが出してきたのか?という社員の質問に対して、
どこまで開示するのか?というのは明確に決まってない様子。
たしかに、なんで「俺が低評価なんだ!」という人はいると思われるので簡単には使いづらいのかなと。

松屋フーズの事例

2つ目の事例は松屋フーズで、上記のイメージで言うところの「人員配置」での活用です。

人員配置は人事部門の大きな課題の一つ、そこで松屋さんはAIによる人員配置案作成サービスを導入。
社員の経験やスキルを基に各部署とのマッチングスコアを算出して最適な人員配置を提案する。
2か月かけて作成していた人事異動案のたたき台が瞬時に作成されるようなり、職員満足度の高い異動案が作成できるようになったとのこと。

以上

本日は人事部門もDX、AI活用を考えないといけない世の中になってきているという話でした。

一覧へ戻る