2024.9.22
DX人材育成の進め方研修 レポート
こんにちは、i-consulting offceの田中 健太郎です。
・クロスSWOT分析による企業の積極戦略構築コンサルティング
・お金のブロックパズルによるキャッシュフロー経営支援
・小規模DX提案による業務改善コンサルティング
・補助金関係の申請のご支援
こんなことをやっています。
さて、今回は2024年9月20日に行った
「DX人材育成の進め方」というテーマで行った研修を覚書がてら書いときます。
ちなみに、受講ではありません。研修講師です。
DX人材育成の進め方研修の概要
というわけで目次をベースに図にするとこのような感じでしょうか?
1.DXとは何か?
DX人材育成を語る前にそもそもDXとはなんぞや?という話を理解していただく必要があるということで、まずはDXってなんだろうか?という話をしています。
世の中、DXっていろいろ言うけどビジネスをトランスフォームすることじゃなく、単なる業務改善もDXって言っちゃってるから注意が必要ですよという話です。
2.デジタルスキル標準とは何か?
DX人材育成を行うにあたり、そもそも何か指針みたいなものがいるなと思って利用したのが、
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が作成してくれているのが、この「デジタルスキル標準」、これにはDXを行うにあたり、1人1人が身に付けておいた方がいいよ!という内容のことが書いてあります。
https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/dss/index.html
参考までにこちらのリンク
3.DX事例紹介
2章までは一般論的な話が多かったので、ここでDXの具体的な事例を幾つかご紹介。
私自身が協力させていただいたお客様のトランスフォーメーションされた事例。
4.DXを自社のビジネスに適応する
個人的にはココが大事だと思っております。
DXをやるために人材を育成するといっても、そもそも育成の対象者が根本的な自社のビジネスを把握できているのか?ということが大事だと考えて、「ビジネスモデルキャンバス」というフレームワークを使用して、自社のビジネスモデルを整理してもらいつつ新たにDXのビジネスモデルを考えてもらう演習を行いました。
5.DX推進を担う人材
第5章のテーマでは、DX推進を行うにあたり、どういう組織、経営者、社員であるべきか?気を付けることは何か?日経コンピュータの「DXの心得 成功を招く粒よりのアドバイス75」という記事を参考にして、あるべき姿や考え方を提言させていただくような話を行いました。
6.DX人材の育成方法
第6章ではDX人材の育成方法として、経済産業省が毎年行っているDXSelectionから、いわゆる採択された優良企業はどんなことをやっているのか?を参考にしてもらいながら、ご説明。
ポイントは3つ
・外部研修も内部研修も含めて研修を行っている。
・社長が本気でコミットしている。しかも継続して
・小さい改善を大量に繰り返している。(安価なクラウドツールをいろいろ使いまくってうまくいってるものは残して、うまくいかないものはやめる)
こんなことをしっかりとやっている会社は結果を残してますよというお話です。
ちなみに、このDXSelectionに選ばれている企業さんが厳密にトランスフォーメーションしているかというと、そうでもなかったりする・・・。ビジネスモデルの変革はない。
感想と受講者の方へ感謝
少人数の研修となりましたが、参加者の方は私のわかりにくい説明にもしっかりとついてきていただいて、時にはかなりするどい質問をいただくこともあり、私自身も勉強させていただいた研修でした。
感謝です。
お問い合わせ
というわけでi-consulting officeでは、
DX関連の研修、システム検討支援、システム導入支援(開発作業のぞく)もやっています!
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