【SWOT×DX実践シリーズ④】ツール導入が先行する会社がうまくいかない理由― 「DX=システム導入」で止まってしまう本当の原因 ―

朝でも昼でもこんばんは。中小企業診断士の田中 健太郎です

強みと経営数字を整理し、
事業計画を“実行できる形”にする伴走支援

を行っています。

業種としては”IT企業”を専門にしています。

モットーは、「社長も社員も、働くことが楽しいと思える会社づくり」
そのために、経営の土台を一緒に整えることを大切にしています。

具体的には、
SWOT分析による強みの発掘や、
お金のブロックパズルによる経営数字の見える化を通じて、
「何を伸ばし、何を変えるべきか」を一緒に整理します

その上で、必要に応じて
DXやAIも活用しながら、
事業計画が“作って終わり”にならない状態をつくることを重視しています。

このブログでは、
強み・数字・事業構造といった経営の土台づくりを中心に、
現場で実行できる事業計画や経営改善の考え方をお伝えしていきます

結果として、
DXやAIを扱うテーマも多くなりますが、
それはあくまで
「経営を前に進めるための手段」として紹介していく予定です。

こんな方におすすめとなるブログを意識しています。

  • DXやAIに興味はあるが、まず経営の土台を整えたい
  • 自社の強みをうまく言語化できず、方向性に悩んでいる
  • 数字は見ているが、経営判断にどう使えばいいかわからない
  • 事業計画を作ったものの、実行や見直しが止まっている
  • 計画づくりから実行まで、伴走してくれる人を探している

まずはセルフチェックしてみてください

以下に、いくつ当てはまりますか?

  • DXの話=ツール選定の話になりがち
  • 補助金や流行をきっかけにシステムを入れた
  • 現場で使われていないツールがある
  • 結局、Excelや紙に戻っている
  • 「DXをやっている感」はあるが、効果を説明できない

2つ以上当てはまった方は要注意です。

これは決して珍しい話ではありません。
むしろ、DXに取り組む多くの会社が一度は通る道です。


本日の内容はこんな方におすすめ

  • DXの話になると、すぐ「どのツールを入れるか」になる会社
  • ITツールをいくつも導入したが、使いこなせていない方
  • 現場から「また新しいツール?」と言われている方
  • DXを進めているはずなのに、成果が見えない方

なぜ「ツール導入先行型DX」は失敗しやすいのか

結論から言います。

👉 ツール導入そのものが目的になってしまうからです。

本来、DXは

  • 強みを伸ばす
  • ムダを減らす
  • 価値提供を高める

ための「手段」のはずです。

しかし、ツールが先に決まると、

  • ツールに業務を合わせる
  • 使うこと自体が目的になる
  • 「導入=成功」だと錯覚する

という状態に陥りやすくなります。


現場でよく起きている“あるある”

ツール導入が先行した会社では、
こんな光景がよく見られます。

  • 操作説明会だけが行われる
  • 業務フローは変わっていない
  • 使う・使わないは現場任せ

結果として、

「前より手間が増えた」
「結局、今までのやり方のほうが早い」

という声が出てきます。

この時点で、
DXは現場から距離を置かれる存在になります。


実はここで、多くの会社が“止まります”

ここが重要なポイントです。

ツール導入がうまくいかなかったとき、
多くの会社はこう考えます。

「このツールが合わなかっただけ」
「もっといいツールがあるはず」

そして、

  • 新しいツールを探す
  • ベンダーに相談する
  • 追加投資を検討する

…というループに入ります。

👉 でも、問題はツールではありません。


見落とされがちな本当の原因

ツール導入がうまくいかない会社では、
ほぼ確実に、次の整理ができていません。

  • 自社の強みは何か
  • その強みは、どの業務で発揮されているか
  • どこが一番ボトルネックになっているか
  • もっと言えば、業務をツールに合わせて使うという意識もありません。

この整理がないままツールを入れると、
どんな優れたシステムでも活かせません。


生成AIでも、同じことが起きています

最近は、生成AIについても
次のような相談が増えています。

  • ChatGPTを入れたが使われない
  • 何に使えばいいかわからない
  • 結局、一部の人だけが触っている

これも、
「AIを何のために使うのか」が整理されていないことが原因です。

AIは便利ですが、方向性がなければ成果は出ません。


ツールは「最後」に考えるもの

DXがうまくいっている会社は、
必ずこの順番で考えています。

  1. 自社の強みは何か
  2. その強みを発揮している業務はどこか
  3. そこで何が詰まっているか
  4. それを補う手段としてツールを検討する

ツールは、あくまで最後の選択肢です。


「ここからどう整理すればいいか分からない」方へ

ここまで読んで、

  • 「言っていることは分かる」
  • 「でも、自社の場合どう整理すればいいか分からない」

そう感じた方も多いと思います。

実際、
この整理を社内だけでやり切れる会社は多くありません。

  • 強みの定義で意見が割れる
  • 現場と経営で視点が違う
  • 話しているうちに抽象論になる

ここで止まってしまうケースは、とても多いです。


まとめ|DXが止まっているなら、ツール選定を一度やめてください

DXが進まないとき、
「次のツール」を探す前に、

👉 一度、立ち止まって
 強みと業務の整理に戻ること

これが、遠回りに見えて一番の近道です。


📩 お問い合わせと一言

ここまでお読みいただき、
本当にありがとうございました 😊

もし、

  • 「ツールは入れたが、成果が出ていない」
  • 「DXやAIをどう整理すればいいか分からない」
  • 「第三者と一緒に整理したほうが早そうだ」

そう感じた方は、
一人で抱え込まずにご相談ください。

i-consulting officeでは、
SWOT分析から事業計画・DX実行までの伴走支援を行っています。
初回は無料相談で対応しています。

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次回【SWOT×DX実践シリーズ⑤】では、
「強みが決まると、DXテーマは自然に絞られる」をテーマに、
DXが一気に進み始める会社の共通点を解説します。

本日のお仕事

・T社 CF計画書作成、業績回復の兆しが見えてきた。
・経営改善計画の資料準備→これが全然進まないのよ。
そういえば、昨日はAIを触りまくって音声入力型日報ツールを作成してみました。
かなり時間がかかりましたが、プログラムの知識なしでここまでできるならOK!かなと。
これで、お客様に提案できるネタが増えました。

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