【情報システム会社あるあるトラブル編④】中小のシステム会社でもできる“ブレない見積もり”の作り方

朝でも昼でもこんばんは。
中小のシステム会社向けの伴走支援コンサルタント
中小企業診断士の 田中 健太郎 です。

前回は、
赤字案件の多くは見積もり前から兆候がある
というお話をしました。

今回はその続きとして、
「じゃあ、どうすれば赤字を防げるのか?」
中小のシステム会社でも現実的にできる
“ブレない見積もり”の考え方
を整理していきます。


こんな方におすすめ

  • 見積もりのたびに金額がブレてしまう
  • 「今回は大丈夫だろう」が不安になってきた
  • 見積もりの判断を属人化させたくない
  • 営業・現場・経営の認識ズレをなくしたい

「正解の見積もり」を探そうとしていませんか?

見積もりの相談を受けていると、
よくこんな質問をされます。

「いくらが正解なんでしょうか?」
「この案件、安すぎますか?」

ですが、
見積もりに“絶対的な正解”はありません。

あるのは、

  • 自社にとって
  • この体制で
  • この条件なら

やるべきか/やるべきでないか
という判断だけです。


見積もりがブレる本当の理由

見積もりが安定しない会社には、
共通点があります。

  • 工数が曖昧
  • 人件費を感覚で扱っている
  • 「利益」を最後に考えている

つまり、
判断の順番が逆なのです。


ブレない見積もりの基本は「引き算」ではなく「積み上げ」

中小のシステム会社でおすすめしているのは、
とてもシンプルな考え方です。

見積もりは、この順番で考える

  1. この案件に
    • 誰が
    • どれくらい関わるのか
  2. その人件費はいくらか
  3. 最低限、確保したい利益はいくらか

この ①〜③を積み上げた結果 が、
「この案件を受けていいライン」になります。

ここで初めて、

  • 値引きに応じるか
  • 条件交渉をするか
  • そもそも断るか

という判断ができます。

お金のブロックパズルで見積もりを「見える化」する

ここで活躍するのが、
お金のブロックパズルです。

  • 売上のブロック
  • 人件費のブロック
  • 利益のブロック

を並べるだけで、

  • この見積もりは成立するのか
  • どこに無理があるのか
  • 何を変えれば成立するのか

が、一目で分かります。

数字が苦手でも、
感覚で理解できるのが大きな特徴です。


見積もりが安定すると、現場が楽になる

見積もりの基準が整うと、
変わるのは数字だけではありません。

  • 営業が無理な約束をしなくなる
  • 現場が最初から現実的な計画を立てられる
  • 社長が「後から不安になる」ことが減る

結果として、
会社全体の空気が変わります。


まとめ

  • 見積もりに正解はない
  • 大事なのは「受けていい判断基準」
  • 人件費+最低限の利益を積み上げる
  • ブレない見積もりは、会社を守る仕組み

次回・最終回は、
「案件別採算が見える会社が、なぜDXを進められるのか?」
というテーマで、このシリーズを締めくくります。


お問い合わせと一言 📩(シリーズ共通)

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

i-consulting officeでは、
中小のシステム会社を対象に、
SWOT分析から事業計画・DX実行までの
伴走支援を行っています。

  • 見積もり基準を整えたい
  • 赤字案件を減らしたい
  • 経営判断を数字でできるようにしたい

そんな段階でも問題ありません。
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・N氏 営業活動相談
・H社資金繰り表作成
・M社改善計画作成
昨日はM社と夜遅めでミーティングしましたが、根本的な改善策がなかなか・・・。

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