【情報システム会社あるあるトラブル編⑤】「このままで大丈夫か?」と悩む社長へ― 中小のシステム会社が最初に整えるべきもの ―

朝でも昼でもこんばんは。
中小のシステム会社向けの伴走支援コンサルタント
中小企業診断士の 田中 健太郎 です。

案件はある。
社員も頑張っている。
それでも——

「このままで、本当に大丈夫なんだろうか?」

そんな不安を、
ふとした瞬間に感じたことはありませんか?

このシリーズでは、
中小のシステム会社が抱えがちな
言葉にしにくい不安の正体を、
ここまで一つずつ整理してきました。


社長の不安は「能力」ではなく「見えなさ」から生まれる

多くの中小のシステム会社の社長は、
決して無計画でも、無責任でもありません。

それでも不安になるのは、

  • どの案件が会社を支えているのか
  • どこで無理をしているのか
  • 何を変えれば楽になるのか

が、はっきり見えていないからです。

この「見えなさ」が、
社長の頭の中にだけ溜まり続けていきます。


案件別採算が見えると、不安は「整理できる悩み」になる

案件別に採算を整理すると、
不思議なことが起きます。

  • 何となく不安だったものが
  • 「これは大丈夫」「これは要注意」
    と、言葉と数字に変わるのです。

すると、

  • 夜に考え込む時間
  • 判断を先延ばしにする場面

が、少しずつ減っていきます。

不安が消えるわけではありません。
ただ、向き合える形に変わるのです。


社長が一人で抱えなくていい状態へ

案件別採算が見えるようになると、

  • 営業
  • 現場
  • 管理

が、同じ前提で話せるようになります。

「なんとなく」ではなく、
共通の数字を見ながら会話ができる

これは、

社長が一人で悩まなくてよくなる状態

とも言えます。

最初に整えるべきは、ツールではありません

DXやAI、便利なツールはたくさんあります。
ですが、いきなりそこに飛びついても、
経営が楽になるとは限りません。

中小のシステム会社が最初に整えるべきものは、

「自社は、どうやってお金を生んでいるのか」

という、経営の土台です。

案件別採算の整理は、
そのための最初の一歩にすぎません。


このシリーズのまとめ

この5回を通してお伝えしてきたのは、

  • 利益が残らないのは、頑張り不足ではない
  • 案件別採算が見えない構造が、不安を生む
  • 見積もりは、経営判断のための道具
  • 見えるだけで、経営は確実に楽になる

ということです。

「何から手を付ければいいか分からない」
その状態こそが、
整理を始めるベストなタイミングです。


お問い合わせと一言 📩(シリーズ共通・最終回)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

i-consulting officeでは、
中小のシステム会社を対象に、
SWOT分析から事業計画・DX実行までの
伴走支援を行っています。

  • 一人で考えるのがつらくなってきた
  • 数字や案件の整理から始めたい
  • まずは話しながら考えたい

そんな段階でも大丈夫です。
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「少し話してみようかな」
そう思った今が、ちょうどいいタイミングです 😊

本日のお仕事

・T社 経営会議参加
・H社 資金繰り表完成・・・目標
・J社 就労支援施設ミーティング
T社の後継者の方の紹介で実施させていただいた財務セミナーが好評だった模様。
新たに追加セミナーをいただけるかもしれない。うれしい~。

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