2024.9.26
SWOT分析 強み分析② 商品・サービス
こんにちは、i-consulting offceの田中 健太郎です。
・クロスSWOT分析による企業の積極戦略構築コンサルティング
・お金のブロックパズルによるキャッシュフロー経営支援
・小規模DX提案による業務改善コンサルティング
・補助金関係の申請のご支援
こんなことをやっています。
本日は強み分析②商品・サービスについて書いていこうと思います。
商品・サービスの強みとは?
ここで大事なのは、商品・サービスだけにフォーカスを充てるのではなく、その商品・サービスを提供する人材やその商品・サービスを構成する周辺の仕組みなどもポイントになります。
【この商品・サービスの強みのポイント】
■技術、ノウハウの具体的な「強み」で顧客から評価されている箇所
例えば、自社にしかない特殊な技術を使った商品、自社のノウハウがないと作れない商品が理想。
ここでポイントはどんなにすばらしい技術やノウハウでも顧客から評価されているか?という部分が
ポイントになります。そう、お客様から評価されない限りポイントにならないのです。
■顧客が評価する技術や知識、経験を持った人材の内容
ここもあくまで顧客が評価する・・・がポイントになりますが、ここでは大きく2つに分かれます。
一つ目のパターンは気を付けたいのが自分の技術や知識を過大評価している場合は気を
つけましょう!本当にお客様が評価してくれているかが大事。
もうひとつのパターンは自分の知識や技術を過小評価しているパターン、実はこのパターンの方が
多いと感じています。要するに自分の技術やノウハウは当たり前だと思っているパターンです。
極端に言えば、人より少しExcelが使いこなせるだけで他の人にとってはものすごいこと
だったりします。
なので、私もお客様へのヒアリングは結構ここを重要視したりしてます。
業界の常識が他の業界にとってはものすごいことなのです!
■顧客が評価する社内の仕組み、システム、サービス
3つ目は、お客様が評価してくれる仕組みやサービスです。ここは中小企業ではこだわりが少ない人が
多いような気がします。私のヒアリング不足もありますが…
例えば、注文してから製造、納品までが他社比べて早いとかアフターサービスが他者の場合は
メールのみだが、Web会議システムを駆使して顔出しで対応して、お客様に信頼感をもっていただく
といったようなイメージでしょうか?こちらもあくまで顧客が評価する!という部分がポイントに
なります。しかし、この納品の速さやアフターサービスをどれだけ丁寧に行うか?を強みです!
と言われるお客様には出会うことは少ないです。以外にここは差別化のポイントになるかも?
顧客が評価する!がポイント
先ほどから、何回も言いますが「顧客が評価する」商品・サービスの強み、人材・知識・ノウハウ、社内の仕組、システム、サービスが何か?ということが大事です。
そこで、「自社の商品・サービスには強みはないなぁ」と思わないようにしてください。
ここで間違ってほしくないのは、「このお客様には強みにはならないかもしれない」けれど、
「こういったお客様には強みになる!」ということです。
極端に言えば、お年寄りに歯ごたえのある赤身の牛肉を売っても、それは評価されないでしょう。
と言えば、イメージがわかってもらえるでしょうか?
ということで、強みがないわけでなくて評価してくれる顧客がどこにいるかということだと思います。
図にするとこんな感じ?わからんけど。
顧客に評価されている強みを見つけましょうという話。
前回の強み分析①は既存顧客について書かせていただきました。今回は提供するサービスそのものや
人材、社内の内部要因などにクローズアップしました。ただし、顧客が評価しているもしくは
評価してくれそうなものです。自分目線ではありません。気をつけましょう!
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宜しくお願いします。
本日のお仕事
・春日市商工会にて経営相談窓口
・久留米市商工会議所でのピッチトークに向けての準備
・その他
先日、「お金のブロックパズル」を説明したお客様に
「これまで、あいまいに立てていた予算の立て方が分かりやすくなった」と
お喜びの声をいただきました。これから、予算作成のお手伝いをして業績アップに
貢献していきたいと思った今日この頃です。