2024.10.1
SWOT分析 強み分析④ 外部から見たら
おはようございます。i-consulting offceの田中 健太郎です。
・クロスSWOT分析による企業の積極戦略構築コンサルティング
・お金のブロックパズルによるキャッシュフロー経営支援
・小規模DX提案による業務改善コンサルティング
・補助金関係の申請のご支援
こんなことをやっています。
本日は強み分析④外部から見たら、いわゆる出口戦略になるのかな?という話です。
外部から見たらってどういう意味やねん。
「外部から見たら」という意味は何か?というと。
要するに、「御社を買いたい!(M&A)」もしくは「御社と提携したい!」と
他の企業に思われるものは何かということです。
いわゆる、連続起業家と呼ばれる方はこの点を意識して、事業を構築されていると思われます。
一方で言えば、この点を意識して事業を構築していけば、もしかしたら事業承継などの
時期に直面しても簡単に買い手がついたり、協力してくれる企業が出てきてくれるのかもしれません。
というわけで、ヒアリングの内容は大きく2点
■外部から見て「お金を出してでも手に入れたい」と思われること
・もし、M&Aされるとしたらどこに買う側は魅力を感じてくれるのか?
これは自分だったら、自分の会社のどこを見て買おうと思うか考えるといいかもしれません。
自分にとって魅力がないなら、誰も買わないと思います。
・買う側が魅力に感じる顧客資産
情報システム業などは思いつきやすいですが、毎月保守料などで固定的に収入が入ってくるような
ビジネスは評価されると思います。要するに定期的に購入してくれるお客様をどれだけ
保有しているか?
それにより、どれだけの売上を上げているか?もし、赤字でも固定的に収入が入るのであれば、
経費削減などのノウハウをしっかりもっている企業が買ってくれるかもしれません。
・買う側が魅力に感じる商材資産
これは当たり前の話ですね。売れる商品を持っているなら買いたいと思ってくれるでしょう。
なおかつ、そう簡単にマネのできないもの(特許などの財産権、ノウハウ、)など
こうしたものがあればより一層、高い価値がつくでしょう。
■外部から見て「提携」「コラボ」「相乗り」したいと思われること
・協業を求める外部資源が魅力を感じる顧客資産
外部資源が新たにターゲット層にしたい顧客資産を持っているとよい。
ただし、これは狙ってできることではないのでなんとも言えないですね。
・協業が求める外部資源が魅力を感じる商材・技術資産
よくあるイメージで言うと、おもちゃやお菓子など、いわゆるアニメのキャラなどの資産を
保有している会社はこの辺が強いイメージです。
・協業が求める外部資源が魅力を感じる組織機能資産
例えば、製造余力が残っている生産設備で外部資源が求める商品を製造する。
いわゆるOEM供給などがこのイメージに近いのかなと思います。
やっぱり、出口戦略という話
いろいろ書きましたが、外部から「御社を買いたい!」言われるのは、
経営において一つのゴールの形かなと思います。
自分が興した会社を売るなんてとんでもない!と思う経営者の方も多いと
思いますが、会社の値段=会社の評価(価値)です。
この価値をいくらにする!という思いで経営するというのも一つの方法と
思います。ぜひ、他の企業から見たら自分の会社をいくらで買ってもらえるのか?
を考えて強みの構築をおこなうといいかと思います。
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i-consulting officeでは、”強みと機会”の深堀に特化したSWOT分析を行い、外部から見た強みの構築をお手伝いします。
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本日のお仕事
・佐賀にてDX調査のお仕事
・DX研究会の勉強会
・ネットワーク、無線LANに関する研修テキストの作成
・C社 キャッシュフロー計画表を作成
・T社 キャッシュフロー計画表を作成
最近はDX関連と予算実績を考えるためのキャッシュフロー計画の資料をつくり、
伴走させていただくお仕事がやや増加中。ありがたい。