2024.10.12
SWOT分析 機会分析⑦他社がやっている企画・商品で真似したい事
こんにちは。i-consulting offceの田中 健太郎です。
・クロスSWOT分析による企業の積極戦略構築コンサルティング
・お金のブロックパズルによるキャッシュフロー経営支援
・小規模DX提案による業務改善コンサルティング
・DXを中心とした研修講師
・補助金関係の申請のご支援
こんなことをやっています。
前回から引き続き、SWOT分析のお話を書こうと思います。
今日の機会分析のテーマは
”他社がやっている企画・商品で真似したい事”です。
他社がやっている企画・商品で真似したいこと
これはその名の通り、他社がやっている企画・商品で真似したいこと真似できることをかんがえて、自社の企画・商品に取り入れるということです。
特許や商標などの権利に触れないことは重要ですが、他社がやっていることで取り入れることはやってみよう!という話です。
【ヒント】
・あの同業者のあの商品の類似品ならいけそうだ
・二番煎じでも行けそうな商品とターゲット顧客
このようなヒントを基に考えることができれば幸いかなと思います。
というわけで具体的な事例等を参考にして考えてみましょう。
さらなるヒントと考えられる事例
SWOT分析における機会分析では、競合他社が提供する商品やサービスを参考にし、類似商品や二番煎じの商品が成功するかどうかを考えることが重要です。
以下はさらなるヒントと事例です。
1. 他社商品を改良するポイントを探る
競合他社の商品が成功している場合、なぜその商品が支持されているのかを分析し、それをさらに改善できる点がないかを考えましょう。たとえば、「あの商品のこの機能を強化すれば、もっと顧客に響くかもしれない」といった視点を持つことで、自社のバリューを付加した商品開発が可能になります。
具体例:
同業他社が提供する省エネ製品が人気である場合、同様の製品にさらなるエコ技術やコスト削減機能を追加すれば、ターゲット顧客を獲得できる可能性があります。
2. ニッチな市場を狙う
競合他社が広く市場をカバーしている場合、その商品を模倣しつつも、異なるニッチ市場をターゲットにすることが効果的です。例えば、既存の商品を特定の年齢層や職業に特化させたり、地域限定の商品として展開することで、競争の少ない領域で成功を収めやすくなります。
具体例:
他社が提供する高価格帯の商品が成功しているなら、中価格帯や異なる地域に特化したバージョンを開発し、新たなターゲット層に向けて訴求できるかもしれません。
3. 顧客の未満足ニーズを探る
競合の商品やサービスが満たしていない、顧客の不満や追加のニーズを調査し、それに対応する製品やサービスを提供することで、成功のチャンスが高まります。たとえば、競合のカスタマーサポートに不満がある顧客に対して、より優れたアフターケアを提供することで、顧客満足度を高められます。
具体例:
他社が売り出しているテクノロジー製品に関して、カスタマーサポートが不足しているという評判があれば、強力なサポート体制を売りにした製品を展開することで、競合との差別化が図れます。
4. 低リスクで参入できるタイミングを見極める
二番煎じで成功するためには、市場が成熟しきる前にタイミングよく参入することが肝心です。競合他社が市場教育を済ませた段階で参入すれば、自社はその知名度を活用しながら、低リスクで市場に入ることが可能です。
具体例:
新しい技術が市場で浸透し始めた際に、競合他社がすでに商品を展開している場合、市場が求めている新機能を持った製品を迅速にリリースすることで、後発でもシェアを奪うことができます。
類似品、二番煎じの成功ポイントは競合他社が見えていないところに目を向けて考える
上記の文章を簡単に言うと、競合他社が目を向けていないところに目をつけて考えることが重要であるということです。商品なら機能追加、削減、市場ならニッチな市場、別の市場、顧客なら今の商品への不満、さらなるニーズの深堀、市場参入へのタイミングなど。
こうした視点をもつことで単なる類似品・二番煎じではない新たな企画・商品が生まれる可能性が高まると思います。
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