AIで売上改善!中小企業のための最新マーケティング活用術 第3回:AIペルソナ設計でターゲット明確化

こんばんは。i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。

社長も社員も働くことが楽しいと思える会社づくりのお手伝いをモットーに
中小企業の経営支援を以下の内容を中心に行っています。

  • クロスSWOT分析を活用した「積極戦略」の構築支援
  • お金のブロックパズルによる「キャッシュフロー経営」のサポート
  • 業務のデジタル化支援を通じた「生産性向上」コンサルティング
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)・生成AIコンサルティング
  • 経営理念策定と浸透・経営理念に基づく人事考課制度策定のご支援
  • 補助金・助成金の活用に向けた「申請・計画作成」の助言

経営に関するお困りごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
「わかりやすく、具体的に」を意識して、経営の現場に即したご支援を心がけています。

本日は先日作成した「AIで売上改善!中小企業のための最新マーケティング活用術」の第3回です。
以前フレームワークを紹介するブログでも説明したペルソナの作成について書いておきたいと思います。

はじめに

中小企業のマーケティングで最も大切なことは 「誰に売るのか?」を決めること です。商品やサービスがどれだけ良くても、ターゲットが曖昧では売上に直結しません。

しかし、従来のペルソナ設計は時間がかかり、社内の経験や感覚に依存しがちでした。そこで今注目されているのが、 生成AIを使った「AIペルソナ設計」 です。

AIを活用すれば、ほんの数分で「典型的顧客像(ペルソナ)」を複数パターン作り出し、購買動機やライフスタイル、効果的な広告チャネルまで提案してくれます。今回は、その具体的な使い方と実例を紹介します。


1. なぜペルソナ設計が重要なのか?

ペルソナとは、あなたの商品やサービスを購入してくれる 典型的な顧客像 のことです。
「30代女性」「会社員」「美容や健康に関心が高い」といった 具体的な属性 を設定することで、以下のようなメリットが得られます。

  • 広告の精度が上がる:誰に向けて広告を打つか明確になる
  • 商品開発に役立つ:顧客が欲しい機能やデザインを把握できる
  • 営業効率が改善する:営業担当者が「狙うべき顧客像」をイメージできる

中小企業の場合、限られた予算で「いかに無駄打ちを減らすか」が重要です。だからこそ、AIを活用して スピード感と精度の高いターゲット設計 を行うことが大きな武器になります。


2. AIペルソナ設計の流れ

AIでペルソナを設計する基本的な流れは以下の通りです。

  1. 商品やサービスの情報をAIに伝える
    • 「30代女性向け健康食品」や「法人向けITコンサルティング」など具体的に書く。
  2. 顧客層の条件を提示する
    • 「SNSをよく使う層」や「地方の中小企業経営者」など。
  3. ペルソナ数を指定する
    • 「3人分作成してください」など。
  4. 属性を細かく指示する
    • 年齢、職業、ライフスタイル、購買動機、利用メディアなど。

これをAIに入力すれば、数分で詳細なペルソナが生成されます。


3. ヒアリング型・深掘り長文プロンプト(AIペルソナ設計用)

ペルソナ設計の流れとは別に、1人でペルソナを設計するのではなく話役と、聞き役の2人でペルソナを設計することも一つの方法かと思います。
というわけで、ヒアリング型でプロンプトを複数で作成していく方式です。

#指示

あなたはプロのマーケティングコンサルタントです。
以下に、クライアント企業の情報や想定顧客に関するヒアリング結果を記載します。
この内容をもとに、典型的な顧客像(ペルソナ)を3人作成してください。
それぞれについて「名前(仮名)、年齢、性別、職業、年収、居住地、家族構成、価値観、ライフスタイル、購買動機、情報収集チャネル、購入に至るまでの行動プロセス」を整理してください。
また、それぞれのペルソナに効果的な広告チャネルとキャッチコピー例を提案してください。

#ヒアリング内容

  1. あなたの主力商品・サービスは何ですか?
    (例:30代女性向けの美容・健康食品)
  2. 想定している顧客層はどのような人たちですか?
    (例:SNSをよく利用している、健康意識が高い、地方在住の人も含む)
  3. 顧客がこの商品を選ぶ理由は何でしょうか?
    (例:無添加、価格が手頃、デザイン性が高い、知人の口コミ)
  4. 顧客が抱えている悩みや課題は何ですか?
    (例:仕事で忙しく栄養不足、産後の体調管理、美容意識)
  5. 顧客は普段どのように情報を得ていますか?
    (例:Instagram、YouTube、雑誌、知人からの紹介)
  6. 商品を購入する際に重視されるポイントは何ですか?
    (例:安心感、口コミ、ブランド信頼性、価格)
  7. 実際に購入するまでの流れを想定するとどうなりますか?
    (例:Instagram広告 → インフルエンサーのレビュー → 公式サイト → 購入)

#出力フォーマット

  • ペルソナ1(仮名+詳細プロファイル+購買導線+広告提案+キャッチコピー)
  • ペルソナ2(同上)
  • ペルソナ3(同上)

#注意

出力は必ず「実際に存在しそうな人物像」としてリアリティを持たせてください。

🔹 このプロンプトの使い方イメージ

  1. コンサルタントが顧客にヒアリング
     「御社の商品は誰向けですか?」
     「その人たちが普段どんな情報源を使っていますか?」
     と質問しながら、上の項目を埋めていく。
  2. ヒアリング結果をそのままAIに入力
     (空欄に答えを入力し、プロンプトをAIに投げる)
  3. AIがペルソナを生成
     名前・年齢・職業・価値観・購買動機・広告チャネル・キャッチコピーまでセットで出力。
  4. コンサルタントが補足・調整
     AIの提案をもとに、実際の顧客データや社内の知見と照らし合わせて修正。

🔹 出力イメージ(サンプル)

ペルソナ1:山本彩(32歳・アパレル営業)

  • 年収:420万円/独身・東京在住
  • ライフスタイル:Instagramで美容・健康アカウントを多数フォロー
  • 購買動機:「健康的で見た目も良いライフスタイルを発信したい」
  • 購買導線:Instagram広告 → インフルエンサー投稿 → 公式サイト購入
  • 広告提案:Instagramリール動画/キャッチコピー「#忙しい毎日を、キレイに整える栄養習慣」

(以下ペルソナ2、3も同様にAIが提案)


🔹 導入効果

  • ヒアリングシートをそのままプロンプトにできるため、実務フローが自然
  • 「顧客インタビュー → AI出力 → 施策検討」までを 1時間以内 に実現可能
  • マーケティング会議の資料として即活用できる

4. AIならさらに深掘りも可能

AIに「さらに詳細を出して」と追加指示すれば、以下の情報まで自動生成してくれます。

  • 購買導線(どんな流れで購入に至るか)
    • SNS広告 → インフルエンサーの投稿 → ECサイトで購入
  • 広告チャネルの最適化
    • Instagram広告、LINE公式アカウント、YouTubeショート動画など
  • キーワードやキャッチコピー案
    • 「#忙しい女性の健康習慣」「#家族で飲める安心食品」

従来ならマーケティング会社に数十万円払って依頼するような内容を、AIなら 無料 or 数千円の月額費用で実現 できるのです。


5. 中小企業が実務で使うときのコツ

  1. 自社の強みを必ず入力する
    → 「添加物不使用」「地元産原料を使用」など強みを明示。
  2. AIが出したペルソナを鵜呑みにしない
    → 現場の顧客データや営業経験と照らし合わせて調整。
  3. 複数パターンを比較する
    → 3〜5人のペルソナを並べて検討するとターゲットがより明確化。
  4. 広告施策に直結させる
    → 「ペルソナ①はInstagram広告」「ペルソナ②はママブログ広告」など実際の行動計画に落とし込む。

6. AIペルソナ設計で得られる効果

  • 広告の反応率が向上
  • マーケティング会議の時間短縮
  • 顧客ニーズに沿った商品改善が可能
  • 限られた予算でも成果を出しやすい

特に中小企業では「リソース不足」を補う強力な武器になります。


まとめ

今回のテーマは 「AIペルソナ設計でターゲット明確化」 でした。

従来は時間もコストもかかるペルソナ設計が、AIを使えば数分で実現可能です。さらに広告戦略や購買導線まで提案してくれるため、売上改善に直結します。

次回は、実際の広告運用にAIをどう取り入れるか、 「AIで広告効果を最大化する方法」 を解説していきます。


📌 ポイントおさらい

  • マーケティングの基本は「誰に売るか」を決めること
  • AIなら数分で典型顧客像を複数作成可能
  • 広告チャネルや購買導線まで自動提案してくれる
  • 中小企業こそ「AIペルソナ設計」で無駄のないマーケティングが実現できる

今回の内容は、市場・顧客分析に続き今度は具体的なターゲットはどのような人かを想定する内容とさせていただきました。このプロンプトを利用すると理想のペルソナが発掘できるのではないでしょうか?

問い合わせ

本日は、AIで売上改善!中小企業のための最新マーケティング活用術の第3回目ということで、
「ペルソナの設計」についてどのようにプロンプトを作成していくべきか?を書いてみました。
i-consulting officeでは、DX支援、生成AI導入支援、生成AIを活用したマーケティングの支援を行っています。ご興味ご関心のある方はぜひ、お問い合わせください。

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宜しくお願いします。

本日のお仕事

・T社コンサルティング
・財務研修資料の完成!
本日はようやく財務資料が完成したこともうれしいのですが、お客様の後継者候補に対しての
経営勉強会の提案を受け入れていただけたことが良かったです。
さらに、経営革新計画や生成AIの研修などのご依頼もいただき非常にありがたい1日でございました🥰

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