2026.1.3
第2回:DXの前にやるべきは“経営の棚卸し”― SWOT・業務整理・数字がつながらない会社の共通点 ―
朝の投稿でも昼の投稿でもこんばんは。
i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。
私は「社長も社員も、働くことが楽しいと思える会社づくり」
をお手伝いすることを使命に、中小企業の経営支援を行っています。
そんな私の提供できるサービスを考えてこんな経営者に出会いたいと考えています。
- DX推進/生成AI活用を社内に取り入れたいが何から始めていいかわからない。
- 経営数字を使った根拠ある経営判断をしたい。
- 自社の強みを見直し、根拠のある経営計画を作成したい。
- 採用・定着を実現するための理念策定・浸透を行いたい。
といろいろ書いてますが、経営に関するお困りごとは気軽にご相談ください。
当社は「わかりやすく、具体的に」をモットーに、経営の現場ですぐに役立つ支援を心がけています!
本日は「第2回:DXの前にやるべきは“経営の棚卸し”― SWOT・業務整理・数字がつながらない会社の共通点 ―」です。
※なお、ブログの内容自体は生成AIを活用しつつ、私自身の経験や個人的に知りたいこと、勉強しておきたいことなどを意識して作成しています。なるべくハルシネーションが起きないように注意はしていますが、起きないとはかぎりませんのでご容赦ください。
こんな方におすすめ 📝
- DXや生成AIに興味はあるが、何から始めるべきか迷っている方
- SWOT分析や事業計画を作ったが、実務に活かせていない方
- Excelやシステムはあるのに、経営判断に使えていない方
- 「DX=IT導入」だと思っていたが、違和感を感じている方
DXがうまくいかない会社には“共通点”がある 📉
前回の記事では、
「AIを入れても業務が変わらない会社が多い」
という話をしました。
では、そのような会社には
どんな共通点があるのか?
DX支援や経営相談の現場で、
非常によく見かけるのが、次の状態です。
- SWOT分析は作ったが、その後見返していない
- 業務フローが人の頭の中にしかない
- 数字(売上・利益・工数)が感覚ベース
- 「忙しい理由」が誰にも説明できない
これらはすべて、「経営の棚卸し」ができていないサインです。
SWOT分析が“飾り”になってしまう理由 🧩
SWOT分析は、中小企業診断士にとっても
経営者にとっても、非常に有効なフレームワークです。
しかし、こんな使われ方をしていないでしょうか?
- セミナーや補助金申請で一度作っただけ
- 強み・弱みが抽象的(例:「技術力が高い」「人手不足」)
- 具体的な業務や数字につながっていない
この状態では、
SWOTは“経営に使える資料”ではなく、ただの書類です。
本来、SWOTはこう使われるべきものです。
- 強み → どの業務・どの数字に現れているか
- 弱み → どの工程・どの作業に負担が出ているか
- 機会 → AIやITで補える部分はどこか
- 脅威 → 属人化・人材不足がどこでリスクになるか
つまり、
SWOTは「業務」と「数字」に接続して初めて意味を持つ
のです。
「業務が整理できていない会社」はAIを使えない 🤖
生成AIを使うには、
AIに「問い」を投げる必要があります。
しかし、こんな状態ではどうでしょう。
- 業務内容が人によって説明が違う
- 同じ作業を別々のExcelで管理している
- なぜその作業をしているか分からない
この状態でAIに聞いても、
「何について整理したいのですか?」
「目的を教えてください」
と返されてしまいます。
つまり、
AIが使えないのではなく、使う前提が整っていない
のです。
私が最初にやるのは「IT」ではなく「見える化」📊
DXやAI活用の相談を受けたとき、
私が最初に行うのは、システム提案ではありません。
まずやるのは、非常にアナログな作業です。
- 業務を洗い出す(誰が・何を・どれくらい)
- Excelで簡単に一覧化する
- 業務と数字をひも付ける
例えば、こんな表です。
- 業務名
- 担当者
- 頻度(毎日/毎週/毎月)
- 所要時間
- 関連する数字(売上・原価・件数など)
これだけで、
- 「忙しさの正体」
- 「AIを使うべき業務」
- 「やめてもいい作業」
が、かなり見えてきます。
DXは「いきなり効率化」しない方がうまくいく ⚠️
よくある失敗パターンがあります。
「この業務、AIで自動化できますよね?」
しかし、整理せずに効率化すると、
ムダな業務を高速で回すだけになりがちです。
だからこそ順番が重要です。
1️⃣ 業務を出す
2️⃣ 業務を減らす・整理する
3️⃣ 残った業務をAI・ITで支援する
この順番を飛ばすと、DXは現場に定着しません。特にどれが大事ということはありませんが、個人的にはまず業務を出すことを重要視しています。
中小企業診断士の役割は「翻訳者」🗣️
AI時代の中小企業診断士の役割は、
「AIに詳しい人」になることではありません。
- 経営者の言葉を業務に翻訳する
- 現場の感覚を数字に翻訳する
- DXやAIを“現実的な形”に翻訳する
この「翻訳」があるからこそ、
- AIの提案が使える
- 現場が動く
- 経営判断につながる
DXは、技術ではなく“設計”の問題だと思います。
「棚卸し」は面倒。でも一番効果が出る 🌱
正直に言うと、
経営の棚卸しは地味です。
- 派手なAIデモもない
- すぐに成果が出るわけでもない
しかし、ここを丁寧に行った会社ほど、
- AI活用が早い
- 業務改善が続く
- 社内で共通言語が生まれる
という結果につながっています。
💬 最後に
DXや生成AIは、
「整理された会社」を加速させる道具です。
もし今、
- AIをどう使えばいいか分からない
- DXが進んでいる実感がない
のであれば、
それは「導入の失敗」ではなく、整理の順番の問題かもしれません。
お問い合わせ
本日は「第2回:DXの前にやるべきは“経営の棚卸し”― SWOT・業務整理・数字がつながらない会社の共通点 ―」というテーマのブログを書かせていただきました。
中小企業の事業計画作成に少しでもお役に立てればと思います。
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