2026.1.5
第3回:生成AIは“優秀な部下”にはなるが、“経営判断”はできない― AIと中小企業診断士の正しい役割分担 ―
朝の投稿でも昼の投稿でもこんばんは。
i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。
私は「社長も社員も、働くことが楽しいと思える会社づくり」
をお手伝いすることを使命に、中小企業の経営支援を行っています。
そんな私の提供できるサービスを考えてこんな経営者に出会いたいと考えています。
- DX推進/生成AI活用を社内に取り入れたいが何から始めていいかわからない。
- 経営数字を使った根拠ある経営判断をしたい。
- 自社の強みを見直し、根拠のある経営計画を作成したい。
- 採用・定着を実現するための理念策定・浸透を行いたい。
といろいろ書いてますが、経営に関するお困りごとは気軽にご相談ください。
当社は「わかりやすく、具体的に」をモットーに、経営の現場ですぐに役立つ支援を心がけています!
本日は「第3回:生成AIは“優秀な部下”にはなるが、“経営判断”はできない― AIと中小企業診断士の正しい役割分担 ―」です。
※なお、ブログの内容自体は生成AIを活用しつつ、私自身の経験や個人的に知りたいこと、勉強しておきたいことなどを意識して作成しています。なるべくハルシネーションが起きないように注意はしていますが、起きないとはかぎりませんのでご容赦ください。
こんな方におすすめ 📝
- 生成AIを業務に使い始めたが、判断まで任せていいか迷っている方
- AIの提案を「本当に信じていいのか?」と不安を感じている方
- 社内でAI活用が進む一方、経営としての軸が揺らいでいる方
- AI時代に“専門家に相談する意味”を改めて考えたい方
「それ、AIに決めさせて大丈夫ですか?」🤖⚠️
生成AIの活用が進む中で、
最近よく聞くようになった相談があります。
- 「この戦略、AIがこう言っているんですがどう思いますか?」
- 「人員配置をAIに考えさせた結果がこれです」
- 「価格設定、AIの提案通りにしてもいいでしょうか?」
確かに、生成AIは
それらしい答えを非常に上手につくります。
しかし、ここで一度立ち止まる必要があります。
👉 その判断、本当にAIに任せていい領域でしょうか?
AIが得意なこと・苦手なことを整理する 🧠
まず前提として、
生成AIは「万能」ではありません。
AIが得意なこと ✅
- 情報整理・要約
- パターン化された文章作成
- アイデアのたたき出し
- 過去事例をもとにした一般論の提示
これらは、
人間の作業時間を大幅に減らしてくれる領域です。
一方で、苦手なこともあります。
AIが苦手なこと ❌
- 会社固有の事情を踏まえた判断
- 現場の感情・人間関係の理解
- 数字の「背景」にあるストーリーの把握
- 責任を伴う意思決定
つまりAIは、
「考える材料」を出すのは得意
「決める」ことは不得意なのです。
厳密に言えば、AIに決めてほしいとお願いすれば決めてくれるとは思いますが、
失敗してもAIのせいにはできないというほうが正しいかもしれません。
AIの答えが“それっぽく”見える理由 🎯
生成AIの答えが怖いのは、
間違っていても、もっともらしく見える点です。
例えば、こんなケース。
AI:「御社は価格競争に巻き込まれているため、
付加価値戦略に転換すべきです」
一見、正しそうです。
しかし、
- その付加価値は現場で実現できるのか
- 人材・体制は整っているのか
- 数字的に耐えられるのか
ここまで踏み込めていないことがほとんどです。
AIは
“一般論として正しいこと”は言える
“その会社にとって正しいか”は判断できない
のです。
だからこそ必要になる「人の目」👀
ここで重要になるのが、
中小企業診断士や外部の専門家の役割です。
AIのアウトプットをそのまま使うのではなく、
- その前提条件は正しいか
- 現場で実行可能か
- 数字的に無理はないか
をチェックし、
“使える形”に修正する役割。
例えるなら、
- AI:大量の資料を一晩で作る優秀な部下
- 診断士:方向性を決め、判断の支援をしてくれる人
この役割分担ができている会社ほど、AI活用はうまく進みます。
AI×診断士で「精度」が変わる瞬間 ✨
実際の支援現場では、
こんな変化が起こります。
1️⃣ AIがたたき案を出す
2️⃣ 診断士が前提条件を整理する
3️⃣ 現場事情・数字を加味して修正
4️⃣ 経営判断として落とし込む
このプロセスを経ることで、
- AIの提案が現実的になる
- 社内説明がしやすくなる
- 「決めた理由」を言語化できる
AI単体では出せなかった
“腹落ちする判断”が生まれます。
AI時代に「相談される会社・人」の共通点 🤝
AIが普及すると、
「もう専門家はいらない」と思われがちです。
しかし実際は、
- 判断に迷ったとき
- AIの答えに違和感があるとき
- 社内で意見が割れたとき
こうした場面で、
人に相談したいニーズはむしろ増えています。
特に中小企業では、
- 失敗のダメージが大きい
- 判断の責任者が明確
だからこそ、
“一緒に考えてくれる存在”が必要になります。
AIは「答えを出す道具」ではない 🛠️
ここまでをまとめると、
- AIは考える材料を出す
- 判断するのは人
- 設計するのが診断士
という役割分担が、
2026年以降の現実的なAI活用の形だと思います。
AIに丸投げするのでもなく、
AIを否定するのでもない。
「どう使うかを決める」こと自体が、経営判断
なのです。
💬 最後に
AIの答えが正しいかどうかよりも、
「その判断を自社で実行できるか」が重要です。
もし今、
- AIの提案にモヤっとしている
- 判断に自信が持てない
のであれば、
それは感覚的に“正しい違和感”かもしれません。
お問い合わせ
本日は「第3回:生成AIは“優秀な部下”にはなるが、“経営判断”はできない― AIと中小企業診断士の正しい役割分担 ―」というテーマのブログを書かせていただきました。
中小企業のAI活用に少しでもお役に立てればと思います。
i-consulting officeではDXツールについての導入支援、DXを他人事から自分事へ帰るための研修などを行っています。
ご興味・ご関心のある方はぜひお問い合わせください。
お問い合わせページ:https://icon-office.com/contact
Instagram:https://www.instagram.com/i_consulting_offic👈Instaフォローお願いします!
LINE公式アカウント:https://lin.ee/xHeD62c
宜しくお願いします!
本日のお仕事
1月5日(月)本日の一発目のお仕事は経営改善計画のお打ち合わせでした。
コロナ融資の返済が始まりつつある状況で資金繰りが厳しくなりつつある中小企業さんが増えています。早めに関係各所に相談しておきましょう!と言っておきます。
ほんと、大変になりますから。