【SWOT×DX実践シリーズ②】DXが目的化してしまう会社の特徴― 「とりあえずDX」が現場を疲弊させる理由 ―

朝でも昼でもこんばんは。中小企業診断士の田中 健太郎です

強みと経営数字を整理し、
事業計画を“実行できる形”にする伴走支援

を行っています。

業種としては”IT関連の中小企業”を専門にしています。

モットーは、「社長も社員も、働くことが楽しいと思える会社づくり」
そのために、経営の土台を一緒に整えることを大切にしています。

具体的には、
SWOT分析による強みの発掘や、
お金のブロックパズルによる経営数字の見える化を通じて、
「何を伸ばし、何を変えるべきか」を一緒に整理します

その上で、必要に応じて
DXやAIも活用しながら、
事業計画が“作って終わり”にならない状態をつくることを重視しています。

このブログでは、
強み・数字・事業構造といった経営の土台づくりを中心に、
現場で実行できる事業計画や経営改善の考え方をお伝えしていきます

結果として、
DXやAIを扱うテーマも多くなりますが、
それはあくまで
「経営を前に進めるための手段」として紹介していく予定です。

こんな方におすすめとなるブログを意識しています。

  • DXやAIに興味はあるが、まず経営の土台を整えたい
  • 自社の強みをうまく言語化できず、方向性に悩んでいる
  • 数字は見ているが、経営判断にどう使えばいいかわからない
  • 事業計画を作ったものの、実行や見直しが止まっている
  • 計画づくりから実行まで、伴走してくれる人を探している

「DXを進めましょう」と言われて、違和感はありませんか?

前回のブログでは、
「強みが曖昧なままDXを進めると失敗しやすい」
という話をしました。

今回はそこから一歩踏み込み、
DXがうまくいかない会社でよく起きている
“ある状態” についてお話しします。

それが、

👉 DXが「目的」になってしまっている状態
です。


本日のブログはこんな方におすすめ

  • 「DXをやれ」と言われたが、ゴールが見えない方
  • DX施策が増える一方で、現場の負担が増えている方
  • ITツールや生成AIを導入したが、効果を説明できない方
  • SWOT分析後、DXが“作業”になってしまっている方

DXが目的化している会社に、よくある光景

実際の現場で、こんな状況を見たことはないでしょうか。

  • DX推進プロジェクトが立ち上がった
  • でも「何を目指しているのか」は曖昧
  • とりあえずツール選定から始まる

会議ではこんな言葉が並びます。

・DXを進める必要があります
・デジタル化が遅れています
・何か新しいことをやらないといけません

一見、前向きに見えますが、
「何を良くしたいのか?」 が抜け落ちています。


なぜDXは目的化してしまうのか?

DXが目的化してしまう背景には、
次のような要因があります。

①「やらないといけない感」が先行している

  • 補助金がある
  • 周りの会社がやっている
  • 上から言われた

👉 外圧主導のDX になりやすい状態です。


② 強み・戦略との接続がない

  • SWOT分析とDXが別物になっている
  • 経営計画とDX施策がつながっていない

結果として、DXが“単独イベント” になります。


③ 成果の定義がない

  • 何ができれば成功なのか分からない
  • 数値・判断基準が決まっていない

この状態では、現場は不安になり、疲弊していきます。


目的化したDXが、現場にもたらす影響

DXが目的になると、現場では次のような変化が起こります。

  • また新しいツールが増えた
  • 使い方を覚える時間が増えた
  • 本来の仕事が後回しになる

そして、こんな言葉が出てきます。

「DXって、現場の負担を増やすだけじゃない?」

これは、DXそのものへの不信感 につながります。


生成AIでも、同じことが起きています

最近は、生成AIについても
こんな話をよく聞きます。

  • とりあえずChatGPTを契約
  • 何かに使えと言われた
  • でも使い道は現場任せ

この状態はまさに、

👉 「AI活用そのものが目的化」している状態です。

AIは便利です。
ですが、目的がなければ“おもちゃ”で終わります。


DXの本来の目的を、思い出してください

ここで、立ち止まって考えてみてください。

DXで、何を変えたかったのでしょうか?

  • 強みをもっと活かしたかった
  • ムダな業務を減らしたかった
  • お客様への価値を高めたかった

本来、DXは
経営の目的を実現するための「手段」であるはずです。


DXが目的化しない会社は、何が違うのか?

DXがうまくいっている会社は、
必ずこの問いから始めています。

「自社の強みを、もっと発揮するにはどこを変えるべきか?」

この問いがあるから、

  • DXのテーマがブレない
  • ツール選定に迷わない
  • 現場にも意味が伝わる

という状態が生まれます。


まとめ|DXが目的になった瞬間、失敗が始まる

DXは、
やること自体に意味があるものではありません。

  • 強みを伸ばすため
  • 経営課題を解決するため
  • 現場を楽にするため

この目的があってこそ、
DXも生成AIも力を発揮します。

もし今、

  • DXが「やらされ仕事」になっている
  • 現場の温度感が下がっている

そう感じているなら、
一度立ち止まって、
目的と強みの整理 からやり直すタイミングかもしれません。


📩 お問い合わせと一言

ここまでお読みいただき、
本当にありがとうございました 😊

もし、

  • 「SWOTはやったが、ここから先が進まない」
  • 「強みを事業計画・DXにつなげたい」
  • 「AIを使いながら、一緒に整理してほしい」

そう感じた方は、
一人で抱え込まずにご相談ください。

i-consulting officeでは、
SWOT分析から事業計画・DX実行までの伴走支援を行っています。
初回は無料相談で対応しています。
また、「DXを他人事から自分事」に従業員の方の意識を改革するための研修も行っています

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次回【SWOT×DX実践シリーズ③】では、
「強みが決まっていないDXは、なぜ迷走するのか」をテーマに、
さらに具体的な“迷走パターン”を解説していきます。

本日のお仕事

・H社 資料確認と改善計画の骨子をイメージすること!
・M社 資料確認と改善計画の準備
今日はひたすらNoteBookLMをさわってみてました。FastReseach機能が素晴らしいですね!

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