生成AI・DX実践Tips 第10回 ~Microsoft365 copilotって何ができる?~

こんばんは。i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。

私は「社長も社員も、働くことが楽しいと思える会社づくり」
をお手伝いすることを使命に、中小企業の経営支援を行っています。

具体的には、次のようなテーマを中心にサポートしています。

  • クロスSWOT分析を活用した「積極戦略」の構築支援
  • お金のブロックパズルによる「キャッシュフロー経営」のサポート
  • 業務デジタル化支援を通じた「生産性向上」コンサルティング
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)・生成AI活用のご提案・導入支援
  • 補助金申請支援

と書くと幅広いのですが、前職がIT企業のため最近は特に
「DX・AIをテーマにした研修講師」
として活動する機会が増えています。

経営に関するお困りごとや、従業員育成に関心をお持ちでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
当社は「わかりやすく、具体的に」をモットーに、経営の現場ですぐに役立つ支援を心がけています!

本日は「生成AI・DX実践Tips 第10回 ~Microsoft365 copilotって何ができる?~」というテーマです。Microsoft365Copilotは契約しているもののいまいち使い勝手のよさが見いだせない私が個人的に学習したいのでこのテーマにしています。

はじめに

2023年以降、生成AIがビジネスの現場に一気に浸透し始め、特に Microsoft 365 Copilot は「日常業務のパートナー」として注目を集めています。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、TeamsといったおなじみのOfficeアプリに統合され、自然な会話を通じて情報整理や資料作成をサポートしてくれる存在です。

本記事では、その中でも知っておくべき機能として エージェントノートブック作成 の3つを取り上げ、それぞれが実際にどのように役立つのか、具体的な利用シーンを交えて解説します。


1. エージェント機能 ~業務の「相棒」となるAI~

Copilotの中核となるのが「エージェント」機能です。これは従来のチャットボットを超えて、ユーザーの文脈を理解し、継続的に業務を支援する仕組みです。

特徴

  • 文脈を引き継ぐ会話
    例えば「先週の会議で決まったToDoをまとめて」と依頼すると、Teamsの会議記録やOutlookの予定から情報を探し出し、箇条書きにして整理してくれます。
  • 複数アプリを横断
    Wordの資料を参照しつつ、OutlookのメールやSharePointの文書を組み合わせて回答を提示可能。
  • 自動化との連携
    Power Automateなどのワークフローと組み合わせれば、タスクを自動で割り当てたり、進捗を追跡する仕組みも構築可能です。

活用例

  • 営業担当者が「来週の商談に必要な過去提案資料をまとめて」と指示すると、OneDriveやSharePoint内から関連資料を検索し、要約して提示。
  • プロジェクトマネージャーが「タスク進捗を報告用にまとめて」と依頼すると、PlannerやTeamsから最新状況を抽出し、レポート形式に変換。

2. ノートブック機能 ~思考と情報を一元管理~

「ノートブック」は、Copilotをさらに活用するための「知識の土台」です。ユーザーが必要とする情報を体系的に保存・活用できる仕組みであり、AIに対する「記憶装置」のような役割を果たします。

特徴

  • 長期的な記録が可能
    チャットで流れがちな情報をノートブックに書き留め、後から再利用できます。
  • プロジェクト単位での整理
    プロジェクトの背景情報、関係者リスト、ゴールなどを記録しておくと、Copilotが文脈を理解して回答の精度を高めます。
  • 知識のアップデート
    「最新の価格表はこちら」「この取引先の略称は〇〇」といった情報を追加すると、Copilotはその知識を参照して回答します。

活用例

  • 営業活動:クライアントごとの要望や取引履歴を記録 → 提案書作成に即活用。
  • 人事・総務:就業規則や福利厚生をまとめ → Copilotに「有給規定を要約して」と依頼すれば最新情報を反映。

3. 作成機能 ~クリエイティブをAIで加速~

Copilotの「作成(Create)」は、文章生成にとどまらず、 画像・ビデオ・インフォグラフィックといったクリエイティブなコンテンツを生み出す機能 を担っています。

特徴

  • 画像生成
    キーワードを入力すると、アイキャッチ画像やイラストを自動生成。社内報やプレゼン資料、SNS投稿のビジュアルに活用できます。
  • ビデオ作成
    企画書に基づいた短尺動画やプロモーション映像をAIが下書きレベルまで作成。動画編集の負担を大幅に削減します。
  • インフォグラフィックデザイン
    数字やキーワードを入力すると、見やすい図解やインフォグラフィックをデザイン。複雑な情報も直感的に伝えられるようになります。

活用例

  • マーケティング:新商品のプロモーション動画を作成 → SNSで発信し、顧客との接点を強化。
  • 企画提案:市場調査データを入力し、インフォグラフィックとしてビジュアル化 → 説得力ある提案資料をスピーディに作成。
  • 社内研修:AIが生成したイメージや動画を使って、わかりやすい教材を効率的に作成。

「作成」機能は、従来デザイナーや制作チームに依頼していたクリエイティブ作業を “まずAIで試作 → 人が仕上げる” という新しいプロセスに変えることで、業務のスピードと質を同時に高めます。


4. 中小企業にとっての価値

人手が限られる中小企業では、Copilotの3つの機能は特に有効です。

  • エージェント → 情報整理や自動化で工数削減
  • ノートブック → 社内ナレッジの活用で属人化防止
  • 作成 → 少人数でも高品質なコンテンツをスピーディに発信

これらを組み合わせれば、 「限られたリソースで最大の成果を出す」DX推進 が可能になります。


まとめ

Microsoft 365 Copilotは、

  • エージェント:業務の相棒
  • ノートブック:知識の土台
  • 作成:クリエイティブの加速装置

として、働き方を大きく変革します。

まずは小さなタスクから活用を始め、AIとの協働を日常業務に組み込むことが、DXの第一歩となるでしょう。

お問い合わせ

本日は「生成AI・DX実践Tips 第10回 ~Microsoft365 copilotって何ができる?~」というテーマでした。全然触ってなかったけど、思ってたよりできること増えてたと思います。というより知らなさ過ぎただけですね。
i-consulting officeでは、Microsoft365copilotにも対応してご提案いたします。
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