Z世代の接し方・教え方研修の完成

こんにちは、i-consulting office（アイ・コンサルティング・オフィス）の田中健太郎です。

社長も社員も働くことが楽しいと思える会社づくりのお手伝いをモットーに
中小企業の経営支援を以下の内容を中心に行っています。

クロスSWOT分析を活用した「積極戦略」の構築支援
お金のブロックパズルによる「キャッシュフロー経営」のサポート
業務のデジタル化支援を通じた「生産性向上」コンサルティング
DX（デジタルトランスフォーメーション）をテーマとした各種研修講師
補助金・助成金の活用に向けた「申請・計画作成」の助言

経営に関するお困りごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
「わかりやすく、具体的に」を意識して、経営の現場に即したご支援を心がけています。
本日は新たに依頼を受けたZ世代への接し方・教え方というテーマの研修について書いています。4/100

Z世代への接し方・教え方

昨年も一度やっているのですが、今回別の企業様よりご依頼をいただいたZ世代の接し方・教え方研修、
「いまどきの若いもんは~」という何十年たっても永遠のテーマのような気がしますが、こうした研修を通して、イマドキの若者はどういう考え方してるの？というのを知るというのは大事だと思います。
ちなみにあと数年すると「α世代の接し方・教え方」というテーマでデジタルネイティブを超えて、AIネイティブ世代の若者の考え方を学びましょう！なんていう名目で新たな研修をつくらないといけなくなるんだろうなと思ったりもします。

さて、そんなZ世代の接し方・教え方ですが、お題目は以下のように作成しています。
1.今どきの若手社員を理解する
2.令和のリーダー職のあり方
3.若手社員の指導、教育法
4.リーダー職に必要な伝え方と導き方

以上のような流れです。
ちなみに、それぞれの中身をざっくりと
1.今どきの若手社員を理解する
については、いまどきの若手社員の考え方や価値観、なぜそのような考え方や価値観になっているのかを説明しています。この1番目が実は結構面白いと思います。
この世代における違いはそれぞれの時代背景を考えると「なるほどな~」と思える部分があり、
「そりゃ、こういう価値観にもなるよね」と理解できます。

2.令和のリーダー職のあり方
については、そうしたイマドキの若手に対して、いわゆる上司・先輩・おじさん世代がどのように価値観を変えていくのかについて説明しています。ここではZ世代に嫌われるパターンなども紹介しています。

3.若手社員の指導、教育法
については、Z世代の中にも当然だけどいろいろなパターンがありますよという話から、それぞれのパターン別の指導方法について説明しています。ここで大事なのは”Z世代”とひとくくりに評価してはダメですよ。ということです。Z世代に限った話ではないですが、大人は新人類だの、ゆとり世代だのとどうしてもひとくくりにして世代を評価しがちなので、そこはきちんと分けるようにしました。

4.リーダー職に必要な伝え方と導き方
については、Z世代に対してどのように注意・説明をしていくべきかということをアサ―ションの考え方を説明するような内容にしています。

この「Z世代への接し方・教え方」の研修資料作成を通じて

今回の研修資料作成を通じて感じたことは、Z世代の価値観や考え方が本当にその世代ならではのものか？ということでした。
例えば、Z世代の考え方に「ワークライフバランスを大切にしている」や「ほめてもらう指導を求めている」などがありましたが、私も同じ考えだったりします。
そして、教育・指導方法についてもいろいろ調べました結果「互いを認める」「対話が大事」「感謝を伝える」などがあげられます。
これも、当たり前じゃない？と思える内容が多かったと思います。
よくよく考えてみたら、これまでの企業は「互いを認める」「対話が大事」「感謝を伝える」ということすらできてなかったんかい！と言いたい。
まぁ、確かに前職の企業はそんな感じのところはありましたが・・・。

この研修資料を通じて思うのは、ある一定の本質的な部分は時代が変わっても似たようなことを言い続けることになるんだろうなということを思った次第です。

この研修を受講してくれる予定のお客様が、満足いただけるように願いを込めての本日のブログでした。