【初心者向け】Microsoft Loopの使い方と活用法をわかりやすく解説!してるつもり・・・

こんばんは。i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。

私は「社長も社員も、働くことが楽しいと思える会社づくり」
をお手伝いすることを使命に、中小企業の経営支援を行っています。

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といろいろ書いてますが、経営に関するお困りごとは気軽にご相談ください。
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本日は【初心者向け】Microsoft Loopの使い方と活用法をわかりやすく解説!してるつもり・・・いうテーマです。昨日、Copilot×Loopでブログを書いていましたが、よくよく考えたらLoopというツールをガンガン使っている人は少ないよな?(私も含めて)と思い、Loopとはどんなツールなのかを改めてご説明できればと思い、作成した次第です。

はじめに

リモートワークやチームでの共同作業が当たり前になってくると、こんな悩みが出てきませんか?

  • 情報があちこちに散らばって、見つけづらい
  • 会議で取ったメモがバラバラで、後から整理が大変
  • タスク管理が紙・Excel・チャットに混在してしまう

そんなモヤモヤを解消してくれる強力なツールの一つが Microsoft Loop です。Loop は「共同編集できるパーツ(コンポーネント)」を中心に据えたコラボレーション・ツールで、Microsoft 365 と連携して使えます。

この記事では、「Loop って何?」「どう使うの?」「どんな場面で便利?」を、初心者の方にもわかりやすく解説します。後半では、研修・教育での具体的な活用アイデアもご紹介しますね。


Microsoft Loop とは?

Microsoft 公式も説明しているとおり、Loop はチームのコンテンツ・タスク・情報を「つなげて使う」体験を目指すツールです。

大まかには、以下の3構成要素があります:

  • ワークスペース:プロジェクトやテーマごとに情報をまとめる場
  • ページ:ワークスペース内で内容を記述するキャンバス
  • コンポーネント:タスク、表、チェックリストなどのパーツで、「貼り付け先でも編集可能」なもの

特に強みなのが コンポーネント。一度作ったタスクリストや表を、Teams のチャットや Outlook のメールに貼ると、そこからも リアルタイムで編集・反映 ができます。
(裏側では .loop ファイルとして OneDrive に保存され、同期される仕組みです)

また、Loop と他の Microsoft 製品(Teams、Outlook、Whiteboard、OneNote など)との連携も進められています。


Loop の使い方(ステップ形式)

以下は、初めて触る方向けのステップです。

ステップ1:Loop にアクセス

  • Web ブラウザで loop.microsoft.com にアクセス
  • Microsoft 365 アカウントでログイン

(※ご利用の Microsoft 365 プランや設定によっては、Loop が使えない場合があります。事前に権限やライセンスを確認しておきましょう。)

ステップ2:ワークスペースを作る

  • 「新しいワークスペース」をクリック
  • プロジェクト名を入力(例:「営業会議 2025」など)
  • 必要ならメンバーを招待

ステップ3:ページを作る

  • ワークスペースの中で「新しいページ」を作成
  • タイトルを書いて、テキスト・表・タスクなどを自由に配置
  • 「/(スラッシュ)」を使うと、表や見出し、チェックリストなどの挿入メニューが出てきます

ステップ4:コンポーネントを活用する

  • ページ内で作ったタスクや表を “コンポーネント化”
  • それを Teams や Outlook に貼ると、そこから 直接編集可能な形 で共有可能
  • 編集すると、すべての貼り付け先や元ページに 即時反映

活用シーン:こう使える!

1. プロジェクト管理

  • タスクを Loop で一覧化し、担当者・期限を設定
  • 進捗をチームで共有
  • 進捗表などを Teams に貼って、そのまま更新・確認

2. 会議メモの共同編集

  • 会議中に Loop ページをみんなで開き、議事録をリアルタイム編集
  • 会議後にそのままリンク共有
  • 誰でも追記・修正できて、情報が一元化できる

3. 研修・教育の現場での活用

  • 研修資料を Loop ページで作成
  • 受講者と一緒に内容を補足したり、議論を書き込んだり
  • チェックリスト、アンケート、投票などのコンポーネントで理解度確認
  • 研修後もページをオープンにしてフォローアップ共有

(下のセクションで、研修・教育向け活用をより深掘りします)


研修・教育での活用アイデア(もう少し詳しく)

研修や教育の場では、Loop を使うと教材づくりから振り返りまで一貫して対応できる場面が多いです。以下は応用のヒントです。

教材/資料づくり

  • 手順形式、FAQ形式、画像埋め込み・動画リンク併用 … 自由度が高い
  • スライド的な見せ方もできるし、読ませる資料型もOK
  • 途中で参加者から質問・意見が出たら、その場で追記できる

参加者を巻き込む双方向性

  • 受講者が自分の理解をメモに書き込める
  • 他者の意見にコメントできる
  • 講師側が即座に補足説明を書き込む

こういうやりとりが、ただ聞くだけの研修より、記憶に残りやすくなります。

理解度チェック・アンケート

Loop には、以下のようなコンポーネントが用意されています:

  • ✅ チェックリスト
  • 📝 タスクリスト
  • 📊 投票/Poll コンポーネント
  • 📅 日付ピッカー

これらは研修中だけでなく、研修後フォローや次回日程調整などにも活用できます。
さらに、これらを Teams・Outlook に貼って参加者に回答してもらい、結果を即座に集計・反映、という使い方も可能です。

流れの例:新人研修で Loop を使う

  1. 事前準備:研修資料を Loop ページで作成、参加者に共有
  2. 研修中:参加者と一緒に開きながら共同編集
  3. 理解度確認:チェックリスト・投票で状況を把握
  4. 研修後フォロー:同じページを保存しておき、復習や質問受付に使う

こうすることで、「資料→実施→振り返り」まで一気通貫で使えるツールになります。


Loop のメリットと注意すべき点

メリットまとめ

  • リアルタイムで共同編集できる
  • Microsoft 365 との連携が比較的スムーズ
  • コンポーネントを貼り付けられるので、情報共有が手軽
  • レイアウトや形式の自由度が高く、用途に合わせやすい

注意点・導入時に気をつけたいこと

  • Copilot 連携 は環境・ライセンスなどで制限がある可能性あり
  • たとえば、「Loop 上で Copilot が使えない」「/ コマンドで出ない」などの報告もあるようです
  • 機能によってはまだ “プレビュー” 相当で、仕様が変わる可能性あり
  • 権限管理をあらかじめルール化しておかないと、誤って内容を書き換えられるリスク
  • 利用できるかはライセンスプランや組織の設定次第 → 事前チェックが必須

今後の展望:Copilot との連携をどう見ておくか

Loop と Copilot の連携は、将来性の高いテーマですが、現在は完全に使えるわけではないケースがあります。
Microsoft のサポートページでも、Loop 内で Copilot を使って要約や編集、質問応答できることが紹介されています。
たとえば、ページのトーン編集、内容要約、質問への即時応答なども可能という説明が出ています。
ただし、ユーザー報告では「Loop 上では Copilot が使えない」「/ コマンドで呼び出せない」などの制限が見られます。

つまり、現状では「一部機能は一部環境で使える」「将来的にはこういう拡張が期待される」という書き方をしておくのが現実的です。

たとえば、次のような連携機能が構想・一部実装されつつあるようです:

  • 会議要約を自動で生成
  • 議事録からタスクを自動で抽出
  • Loop ページをもとに質問応答や補足案を出す

今後、Microsoft 側のアップデートで、これらが広く使えるようになる可能性は十分あります。


まとめ

Microsoft Loop は、情報やタスクを “パーツ化して共有・同期できる” という発想が特徴のコラボレーションツールです。最初は小さなプロジェクトや会議メモから始めて、慣れてきたら研修資料や教育の場にも使ってみると、業務の “つながり” を意識しやすくなります。

ただし、今の時点ではすべての機能が安定して使えるわけではありませんので、ライセンス・権限・使用環境を確認したうえで導入すると安心です。

お問い合わせ

本日は「【初心者向け】Microsoft Loopの使い方と活用法をわかりやすく解説!してるつもり・・・」ということでLoopというツールがそもそもどんなことができるのかを作成してみました。
ほんとは画面イメージなどを貼り付けたかったのですが、AIもそこまではムリだったようです。
i-consulting officeでは、Microsoft 365 Copilotの導入のお手伝いも行います。
ご興味・ご関心のある方はぜひお問い合わせください。

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