2025.12.9
事業計画書作成シリーズ全5回 第2回:AIヒアリングで“事業の骨格”をまとめる方法― 経営者の頭の中を可視化し、AIに構造化させる ―
朝の投稿でも昼の投稿でもこんばんは。
i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。
私は「社長も社員も、働くことが楽しいと思える会社づくり」
をお手伝いすることを使命に、中小企業の経営支援を行っています。
そんな私の提供できるサービスを考えてこんな経営者に出会いたいと考えています。
- DX推進/生成AI活用を社内に取り入れたいが何から始めていいかわからない。
- 経営数字を使った根拠ある経営判断をしたい。
- 自社の強みを見直し、根拠のある経営計画を作成したい。
- 採用・定着を実現するための理念策定・浸透を行いたい。
といろいろ書いてますが、経営に関するお困りごとは気軽にご相談ください。
当社は「わかりやすく、具体的に」をモットーに、経営の現場ですぐに役立つ支援を心がけています!
本日は「事業計画書作成シリーズ全5回 第2回:AIヒアリングで“事業の骨格”をまとめる方法― 経営者の頭の中を可視化し、AIに構造化させる ―」です。おなじみの3C分析やSWOT分析を作成するための簡単なプロンプトなどをご紹介できればと思います。
🌟 こんな方におすすめ!
- 「事業計画を作りたいけど、何からまとめたらいいの?」という方
- 経営者の頭の中を“うまく引き出す整理術”を知りたいコンサル・士業の方
- AIをもっと実務で使いたい方
- 補助金や金融機関向けの計画書を効率的に作りたい方
- 書くより“しゃべる”方が得意な経営者
「え、AIにここまでできるの?」と感じるはずです✨
🎯 今日のポイント:AIは“情報の整理整頓”がめちゃくちゃ得意!
第1回でつくったヒアリングAIを使えば、
経営者が話す内容をAIがどんどん受け取り、
あとからサッと分析できる“材料”に落とし込めます。
ただし、ここが重要👇
AIがまとめたものを“そのまま提出”してはいけません。
AIは材料づくり、人間は仕上げと方向性の調整。
この掛け算が最強です💡
AIだけで作ると「きれいだけど浅い」計画になりがちですが、
専門家が入ると “刺さる計画”に変わります。
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🧩 STEP1|ヒアリングAIで情報を引き出す流れ
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ここは「経営者はただ答えるだけ」で進む、超ラクなパートです😄
🗣️① ヒアリングAIが質問してくれる
例:
- 「主要なお客様は誰ですか?」
- 「競合と比べて、選ばれている理由は?」
- 「今一番困っていることは?」
- 「これから伸ばしたい部分は?」
まるで隣にアシスタントが座っている感覚🤖✨
📋② AIが“事実だけ”を整理してくれる
プロンプト例:
上記のヒアリングから、経営者が話した事実だけを箇条書きで整理してください。
推測はいれないでください。
これだけで、頭の中のモヤモヤがスーッと並び始めます。
🧱③ この事実情報を、そのまま構造化の材料に使う
ここからが本番。
- 3C分析
- SWOT
- 課題整理
- 顧客価値提案
AIは、この“フォーマットへの整理”が爆速です。
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🧠 STEP2|AIに構造化させる(魔法のプロンプト付き)
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🔍① 3C分析をつくらせる
以下のヒアリング情報をもとに3C分析を作成してください。
推測しすぎず、事実をベースに整理してください。
不足情報は「不足」と書いてください。
【ヒアリング情報】
(貼り付け)
市場・競合・自社の関係がくっきり👀✨
🧩② SWOT分析をつくらせる
以下の事実情報をもとにSWOT分析を作成してください。
経営者の言葉を生かしつつ、わかりやすくまとめてください。
S:
W:
O:
T:
AIはきれいに整形するのが得意なので、非常に読みやすい。
🎯③ 課題整理(As-Is / To-Be / ギャップ)
以下の情報から、事業課題を整理してください。
・現状(As-Is)
・理想(To-Be)
・ギャップ
・ギャップを埋めるために必要なアクション案
これは補助金や金融機関が大好きな構造📝✨
💎④ 顧客価値提案(Value Proposition)
以下の情報をもとに、顧客価値提案を1枚にまとめてください。
・ターゲット顧客
・顧客課題
・提供価値
・競合との違い
・顧客の得られるメリット
ビジネスモデルの“芯”がパッと見えるようになります。
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🛠 STEP3|AIが整理した内容をどうチェックする?
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AIのアウトプットは優秀ですが、
そのままでは“惜しい”ことがしばしば。
そこで、専門家が次のポイントを見るだけで一気に完成度UP。
✔ ① 経営者の“らしさ”が出ているか?
AIの文章は整っているけど…ちょっと“教科書的”になりがち😅
経営者の言葉を足していくだけで説得力が増します。
✔ ② 強みの抜け漏れチェック
特に落ちがちなのは…
- 関係性
- 技術力
- 地域性
- 長年の信頼
ここは人間が補う領域。
✔ ③ 業界特有の事情を反映しているか?
AIは一般論は強いけど、
業界のクセは知らないことがある。
✔ ④ 補助金・金融機関で“通る書き方”になっているか?
AIの文章はフラットなので、
人間が「評価される書き方」に微調整するとガラッと変わります。
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🚀 実務で使えるプロンプト(コピペOK)
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🧠 ① SWOT → 戦略仮説3案を作らせる
以下のSWOTにもとづき、戦略仮説を3案作ってください。
・守りの戦略
・攻めの戦略
・リスク対策戦略
の3分類でお願いします。
📄 ② 事業コンセプトをA4一枚にまとめるプロンプト
以下の事業情報をもとに、事業コンセプトをA4一枚にまとめてください。
・ターゲット顧客
・顧客課題
・提供価値
・競合比較
・独自性(USP)
・ビジネスモデル
・成長ポイント
「A4一枚」という指示はAIにめちゃ効きます✨
🎁 まとめ:AIヒアリング × 構造化は“事業計画の最強の時短術”
AIは
- 情報を聞き出し
- 整理し
- きれいな分析に落とし込む
ここまで自動でやってくれる時代になりました🤖✨
経営者は話すだけ。
AIがまとめ、専門家が方向性を整える。
これだけで 計画書の質がグッと上がり、作業時間は劇的に減る という、まさに“いいとこ取り”のやり方です。
お問い合わせ
本日は「事業計画書作成シリーズ全5回 第2回:AIヒアリングで“事業の骨格”をまとめる方法― 経営者の頭の中を可視化し、AIに構造化させる ―」というテーマのブログを書かせていただきました。
中小企業の事業計画作成に少しでもお役に立てればと思います。
i-consulting officeではAIを活用して、実効可能性と実現性の高い事業計画作成のお手伝いを致します。
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宜しくお願いします!
本日のお仕事
・B社の数値計画作成
・N社の財務研修のカリキュラム作成
・N社のDX研修資料作成 これが進まないっ!
今日はだれとも会わずに家で仕事。