2023.8.22
SWOT分析を学ぼう⑦クロスSWOT分析 致命傷回避・撤退縮小戦略
こんにちは、i-consulting officeの田中です。
SWOT分析シリーズは第7回目です。
これまでは”強み””弱み””機会””脅威”の4点をどのようにあぶりだすか?がテーマでしたが、
ここまででは自社の内部環境や外部環境がわかる!だけで特に進展はありません。
ここまであぶりだしてきた内容を基にどのように戦略構築を作っていくのかが
本当のSWOT分析だと思います。
本日は、「脅威」×「弱み」のクロス分析です。
「致命傷回避・撤退縮小戦略」について書いていきたいと思います。
※本日のブログは私が師事している㈱アールイー経営社長である嶋田利広先生の
「SWOT分析を活用した根拠ある経営計画書事例集」という本にも記載されていますので、
よろしければそちらも参考にされてください
クロスSWOT分析の「致命傷回避・撤退縮小戦略」とは?
クロスSWOT分析における「致命傷回避・撤退縮小戦略」とは、
「脅威」×「弱み」、SWOT分析におけるマイナス面とマイナス面を書けわあせた場合、
どうするのか?という考え方です。
企業が経営改善を考える上で「選択と集中」が必要で、商品、顧客の仕分けを通じて、
撤退縮小が必要ならこのクロス分析が有効となります。
「機会」おいては
・自社の自助努力ではどうすることもできない
・将来的に価格ダウンする。
・市場が縮小する、削減される
などが確実な状況が考えられます。
「弱み」においては上記の市場に対して
・なんの優位性もない
・競合他社と同じレベルにもなれない。
こんな状況が考えらえます。
これらの状況を踏まえた場合、現在の市場に自社の商品・サービスを提供し続けるのか?
を考える事が「致命傷回避・撤退縮小戦略」となります。
「致命傷回避・撤退縮小戦略」のポイント
「致命傷回避・撤退縮小戦略」はズバリ!
いわゆる「リストラ」にあたる戦略となります。
銀行などに経営改善などを訴え、融資のリスケなどを依頼する場合、
前回おはなしした「積極戦略」の提示は必要かと思いますが、
きれいごとだけでは納得してもらえないと思います。
この「致命傷回避・撤退縮小戦略」を提示して、やめるべきところをやめて
無駄をなくします!と伝えることも必要となります。
と、今日はこんなところです。
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本日2023年8月22日(火)の予定
・経営者の方との面談2件
・高校生への”お金のブロックパズル”紹介の事前打ち合わせ
・SWOT分析の学習