SWOT分析を学ぼう➇クロスSWOT分析 改善戦略 

こんにちは、i-consulting officeの田中健太郎です。
SWOT分析シリーズは第7回目です。
これまでは”強み””弱み””機会””脅威”の4点をどのようにあぶりだすか?がテーマでしたが、
ここまででは自社の内部環境や外部環境がわかる!だけで特に進展はありません。
ここまであぶりだしてきた内容を基にどのように戦略構築を作っていくのかが
本当のSWOT分析だと思います。
本日は、「機会」×「弱み」のクロス分析、「改善戦略」について書きたいと思います。

※本日のブログは私が師事している㈱アールイー経営社長である嶋田利広先生の
 「SWOT分析を活用した根拠ある経営計画書事例集」という本にも記載されていますので、
 よろしければそちらも参考にされてください

クロスSWOT分析の「改善戦略」とは?

クロスSWOT分析における「改善戦略」とは、
「機会」×「弱み」で掛け合わせた場合、どのような戦略が考えられるのか?
というお話です。

「機会」において
・攻めるべきニッチニーズ・ニッチ市場はある!
「弱み」において
・そこを攻めるためにふさわしいリソースが不足している。

中小企業にはよくありえる話かと思います。

こうした状態は、専門人材、ノウハウ、知見、組織、設備、ソフトなどが不足。
したがって、弱み克服のために1~3年かけて強化していこうというもの
「改善戦略」となります。

また、「弱み」克服が自社だけで無理なら、コラボや提携を考える方法もあり得ます。

「改善戦略」のヒント

ここでは「改善戦略」のヒントを上げていきます。

人材がネックなら
・採用:賃金が低いと採用できないなら、給与体系の変更が必要
・人材育成:教育プログラムの作成、多能工化のための業務見直し
資金がネックなら
・経営改善計画書作成して、金融機関と交渉
・コスト削減策

こうして考えるとすぐに会社を変えられる内容ではないと思います。
やはり、「弱み」を改善するのがテーマなので時間はかかります。
したがって、改善戦略は1~3年かけて強化していくものとなりますね。

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本日8月24日(木)の予定

・小規模事業者持続化補助金 計画策定支援 2件
・中小企業診断士の研修 
今日はやること少ないのかな?

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