「データ活用で進める業務連携」- RPA・生成AIまで学べる“実践型”DX研修レポート –

こんばんは。i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。

私は「社長も社員も、働くことが楽しいと思える会社づくり」
をお手伝いすることを使命に、中小企業の経営支援を行っています。

そんな私の提供できるサービスを考えてこんな経営者に出会いたいと考えています。

  • DX推進/生成AI活用を社内に取り入れたいが何から始めていいかわからない
  • 経営数字を使った根拠ある経営判断をしたい。
  • 自社の強みを見直し、根拠のある経営計画を作成したい。
  • 採用・定着を実現するための理念策定・浸透を行いたい。

といろいろ書いてますが、経営に関するお困りごとは気軽にご相談ください。
当社は「わかりやすく、具体的に」をモットーに、経営の現場ですぐに役立つ支援を心がけています!

本日は、「データ活用で進める業務連携」というテーマで行った研修について書いておきたいと思います。

【こんな方におススメ】

  • 「データ活用」と言われても、何から始めたら良いかわからない方
  • Excelで日々の数字をまとめているけれど、うまく活かせていない方
  • 社内システム間のデータ連携に課題を感じている方
  • RPAやChatGPTなど最新の自動化ツールを知りたい方
  • DX推進を「他人事」ではなく「自分事」にしたい経営者・管理職の方

【はじめに】

みなさんは「データ活用」と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか?
「難しそう」「専門部署がやるもの」「うちには関係ない」——
そう思われる方がまだまだ多いのが現状です。

今回、ポリテクセンター沖縄で実施した「データ活用で進める業務連携」研修は、そんな“モヤモヤ”を解消するための実践型講座。
単なる理論ではなく、「明日からすぐ実践できる」ことにこだわりました。


【研修の狙い】

この研修では以下の3つを目的としています。

1️⃣ データ活用に興味を持ってもらうこと
2️⃣ 自社の現状と理想の姿を明確にすること
3️⃣ “明日からやってみよう”と思ってもらうこと

講義だけでなく、演習を多く取り入れ、「考える」「話す」「共有する」プロセスを通じて、学びを“自分ごと化”してもらう構成です。


【研修内容のハイライト】

① データ活用の第一歩:「データとは何か?」を理解する

まずは「データ」の正体を明確にします。
売上数字や顧客情報といった“構造化データ”だけでなく、SNSの投稿やアンケート結果などの“非構造化データ”もビジネスに活かせる資産です。

参加者の方には、自社に眠る「使えていないデータ」を洗い出していただき、外部データとの掛け合わせ方も考えてもらいました。
「日報」「顧客メモ」「請求履歴」——実はこれらもすべて“金の鉱脈”です。


② 使えるデータに変える:「整理・クリーニング・数値化」

データ活用のカギは“整理整頓”です。
Excelで作成したデータも、セル結合や表記ゆれ(全角・半角など)があるだけで、分析ができなくなります。

そこで、「ダメダメデータを“使えるデータ”に変える」実践例を通じて、
クリーニング・集計・数値化のコツを学びました。

💡たとえば「残業が増えている」ではなく、
「4〜6月でA部署の残業が前年比+20時間」と数値化する。
これだけで“説明力”が格段に上がります。


③ データ分析の実践と可視化

データを集めるだけでなく、「どう見るか」「どう伝えるか」も重要です。
研修では、RFM分析・ABC分析・バスケット分析などを紹介し、
「どんな視点で自社の数字を見ると改善の糸口が見えるか」を実例で体感してもらいました。

さらにグラフ化による可視化にも挑戦。
「グラフの選び方ひとつで、伝わり方が変わる」ことを実感された方も多かったようです。


④ RPAによる“自動化”を体験!

午後からは、自動化の具体的な手段として**RPA(Robotic Process Automation)**を取り上げました。

Microsoftの「Power Automate for Desktop」を使い、
実際に“取引先別の請求書を自動で作成する”デモを実施。

「自分でもできそう!」「これなら社内にも導入できるかも」と
参加者の表情が一気に明るくなった瞬間でした。

✅Windows10/11ユーザーなら、無料で使える
✅ExcelやOutlookとの連携もスムーズ
✅“ちょっとした自動化”から始められるのが魅力


⑤ 生成AI × 業務連携 – ChatGPTの実践応用

後半は、いま話題の生成AI(ChatGPT)との業務連携です。
「AIができること/できないこと」を整理した上で、実際に参加者のスマホからChatGPTを操作。

  • ダミーデータの自動生成
  • グラフの自動作成
  • アンケートの感情分析
  • Word企画書やPowerPointスライドの自動作成

といった実践を通して、AIが業務効率化にどれだけ役立つかを体験してもらいました。

「自社のデータをどう活かせるか?」
「面倒な事務作業をどうAIで置き換えられるか?」
——参加者全員が“AIに質問しながら考える”姿勢に変わっていったのが印象的でした。


⑥ 情報共有・業務連携の最適化

研修では、データ活用だけでなく、情報共有の仕組みづくりにも焦点を当てています。
Teams・Google Chat・SharePoint・オンラインストレージなどの活用事例を比較しながら、
「今の時代の“業務連携”とは何か?」を考えました。

☑︎ 以前は「会社に戻らないとできなかった」作業が、
今は“どこでもできる”時代。
クラウド活用が、働き方の自由度と生産性を同時に上げます。


⑦ 演習を通して「明日から実践」へ

すべての章で演習を行い、最後には「明日から取り組む3つの行動」を書き出してもらいました。
「Excelの表をまず整理する」「ChatGPTで社内手順書を要約する」など、
どの参加者も**“小さな一歩”を具体的に設定**して帰られました。


【受講者の声(一部抜粋)】

💬「難しいと思っていたRPAを、実際に触ってみたら意外と簡単だった」
💬「AIを“使う側”の立場で考えるきっかけになった」
💬「自社のデータのどこに価値があるのか、初めて見えた気がする」


【講師コメント】

データ活用も業務連携も、最初の一歩は“身近な課題”からで構いません。
Excel整理やChatGPTでの自動化など、「できることから始める」ことが、DXの第一歩です。

この研修を通して、参加者の皆さんが「自社でもやってみよう」と思ってくださったことが、何よりの成果でした。


【まとめ】

データを活かす力は、これからの時代に欠かせない“共通言語”です。
AIやRPAといった最新技術も、使い方次第で“現場の味方”になります。

自分たちの手で業務を変える力をつけたい!
そんな企業・団体の方には、ぜひ体験していただきたい研修です。

お問い合わせ

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宜しくお願いします。

本日のお仕事

本日のお仕事といいつつ、昨日の下書きをUPするのを忘れていたので、2本上げることになりました。
しかし、今日は特にアポイントもなく作業中心。
・就労支援施設のコンサルティングの報告書作成
・RPAセミナーのリハーサル
・DX&AI研究会の勉強会資料作成
これまた、あまり能動的な作業が少ないな・・・。

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