生成AI実験レポート#003 AIに企画書アイデアを出させてみたら、予想外の結果になった話🤔

朝でも昼でもこんばんは。中小企業診断士の田中 健太郎です。

「経営数字やITをパッと見てわかるように見える化して、
社長が迷わず会社を成長させられるように伴走する」
”経営数字とAI活用のパートナー”です。

今回からは、実践を交えながら生成AIを簡易的に使ってみたらどんな感じになるのかを
感想を交えて書いていきたいなと思います。
本日はいまさらながらの”プロンプト”についてのお話です。
しかし、アイキャッチ画像の精度が悪くなっているのがいまいち気に入らない。


✅ こんな経験、ありませんか?

「ChatGPTに質問したけど、なんか微妙……」 「丁寧に指示したのに、的外れな回答が返ってきた」 「逆に適当に聞いたほうが良い答えが出た気がする」

実はこれ、AIのせいではありません。 ほぼ100%、プロンプト(指示文)の設計に原因があります。

今回は「企画書のアイデア出し」をテーマに、3パターンのプロンプトを実際にChatGPTで試した結果を正直にレポートします。

失敗もあります。予想外の発見もありました。ぜひ最後まで読んでみてください👇


📌 プロンプト設計の「3要素」って何?

プロンプトには、出力の質を決める3つの基本要素があります。

① 役割指定 AIに「何者として答えるか」を伝える。 → 例:「あなたは中小企業支援の経験豊富なコンサルタントです」

② 文脈提供 背景・条件・制約を具体的に伝える。 → 例:「私の強みは財務分析・営業支援・DX・研修です」

③ 出力形式の指定 回答の形を指定する。 → 例:「サービス名・収益モデル・差別化ポイントの形式で5つ出してください」

この3つを組み合わせると、AIの出力が劇的に変わります。 ——ただし、使い方を間違えると逆効果になることも今回わかりました😅


🧪 実験① 丸投げしてみた

まず何も考えずにこう投げました。

「新しいサービスの企画書のアイデアを出してください。」

結果:めちゃくちゃ具体的なアイデアが出てきた😲

・利益見える化×AI診断サービス(月額3万円) ・DX超入門パッケージ(高齢社員対応版) ・営業仕組み化コンサル(6ヶ月60万円〜) ・生成AIテンプレ販売(月額1,980円〜)

財務・営業・DX・研修という私の専門領域にぴったりの内容が並んでいて、思わず「え、なんで知ってるの?」となりました(笑)

でも、これには種明かしがあります👇

ChatGPTが「過去の会話の記憶」を使って、私の専門・強みを自動補完していたんです。 つまり「プロンプトが優秀だった」のではなく、「AIが記憶で補ってくれていただけ」。 新規チャットで同じプロンプトを試したら、全然違う結果になります。


🧪 実験② 3要素を設計したのに、外れた

次に役割・文脈・出力形式をきちんと設計したプロンプトを用意しました。

ただし…文脈に入れた条件が**「中小製造業×SaaS解約率低下」**という、私の実務とは全然関係ない設定になっていました(実験用に用意したものだったので)。

結果:論理的だけど、全然使えない内容が出てきた😩

・現場改善ナビAI(製造業の現場課題をAIが改善提案) ・製造業KPIダッシュボード ・トラブル予兆アラートサービス

フォーマットは整っていて論理も通っているんですが、製造業向けの内容なので私には関係なし。

気づき💡 条件は「多ければ良い」わけではなく、「自分事として正確に書く」ことが大事。 丁寧に設計したつもりが、文脈が他人事だったので的外れになりました。


🧪 実験③ 自分仕様に作り直したら…大正解だった!

失敗を踏まえて、文脈を全部自分の専門性に書き換えました。

使ったプロンプト(抜粋)

あなたは中小企業支援の経験が豊富なビジネスコンサルタントです。

【私の強み】 ・財務・数字分析(財務ブロックパズルなど独自手法あり) ・営業仕組み化・マーケティング支援 ・DX・デジタル化支援 ・研修・人材育成(体験型・現場定着まで伴走)

【ターゲット】従業員10〜100名のBtoB中小企業

私の強みを最大限に活かせる新規事業アイデアを5つ、サービス名・収益モデル・差別化ポイントの形式で出してください。

結果:これは使える😍

・利益逆算DXプログラム(初期20万+月15万の伴走) ・中小企業版「営業自動化パッケージ」 ・数字がわかる幹部育成プログラム(1社120〜200万円) ・粗利改善特化コンサル(成功報酬型)

しかも「③研修→①コンサル→②DX導入というアップセル導線を設計すると強い」という戦略提案まで出てきて、正直びっくりしました。


📊 3回の実験、まとめるとこうなった

適合度再現性具体性
A:丸投げ⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐
B初版:条件ズレ⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐
B改造版:自分仕様⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐

💡 今回の3つの学び

学び① 「丸投げが良かった」のはAIの記憶のせい 記憶がない状態で同じことをしても同じ結果は出ません。再現性ゼロです。

学び② 条件は「量」より「自分事化」 丁寧に書いても、内容が他人事なら的外れになります。自分の強み・ターゲット・目的を正確に入れることが精度を上げる最大のポイントです。

学び③ 失敗してこそプロンプトは上達する 今回、一度失敗したことで「どこがズレていたか」が明確になりました。最初からうまくいかなくて当然です。むしろ失敗パターンを知ることが一番の近道です。


🎁 読者プレゼント:すぐ使える3要素テンプレート

以下をコピーして【 】を自分の情報に書き換えるだけでOKです👇


あなたは【業界・職種】の専門家です。

【私の強み】 ・【強み1】 ・【強み2】 ・【強み3】

【ターゲット】 【顧客の規模・業種・特徴】

【依頼内容】 【やってほしいこと】を【個数】出してください。

【出力形式】 ・【項目1】 ・【項目2】 ・【項目3】


このテンプレに自分の情報を入れるだけで、今回の改造版と同じレベルのプロンプトが誰でも作れます。ぜひ試してみてください!


🔜 次回予告

第2回「議事録・要約・メール作成をAIで自動化する」

ClaudeとChatGPTを実際に比較しながら、どちらが実務で使えるかをレポートします。


お問い合わせ

本日は「生成AI実験レポート#003 AIに企画書アイデアを出させてみたら、予想外の結果になった話」というテーマでブログを作成しました。
今更ながらプロンプトの話ではありましたが、企画を考えるにしても、ブログのたたき台を書いてもらうにしてもChatGPTの方がなんとなく自分になじんでるような気がする。使ってきた時間が長いからでしょうか?

i-consultinfg officeでは生成AIに関する研修や導入コンサルティングを行っています。
初回は無料でご相談を受け付けておりますので、ぜひお問い合わせください。

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本日のお仕事

・H社 補助金相談
・H工業 研修企画書作成&提出

しかし、足が痛くなってはや2週間、いまだに治らず走ることもままならない。息子とサッカーしたいのに・・・。

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