SWOT分析 SWOT分析による事例

こんにちは。i-consulting offceの田中 健太郎です。
・クロスSWOT分析による企業の積極戦略構築コンサルティング
・お金のブロックパズルによるキャッシュフロー経営支援
・デジタル化支援による業務改善コンサルティング
・DXを中心とした研修講師
・補助金関係の申請のご支援
こんなことをやっています。

本日はSWOT分析による事例を書いてみようかと思います。

事例 ハウスクリーニング業 I社の場合

クリーニング業I社様は、今後規模拡大を目指して売り上げを伸ばしていきたいという要望でした。
しかし、売り上げを伸ばすにしても、人を増やさないと仕事だけ増えても対応できない。
また、繁閑期の差が激しいため、従業員として雇用したくても安定した給与の確保が難しいということでなかなか雇用に踏み切れないということでした。
I社の課題は、繁閑期の差を埋めるべく定期的な収入の確保が見込める契約や閑散期にご依頼が来る仕掛けづくりが必要になってくるというところでしょうか?
閑散期にご依頼がくる仕掛けづくりと書いてしまいましたが、そもそも依頼が来そうな顧客がどこにいるか?という点が問題でした。

SWOT分析の”強み”から”既存顧客の強み”をテーマに実行!

改めて、このI社様の現状を確認すると私がお話していたI社長はまだこの事業を始めて2年ぐらいとのこと。一瞬、これでは既存顧客数も少ないだろうし既存顧客の強みの発掘は難しいだろうと考えながら、
さらに、お話を深掘り。
よくよく話をきけば、この事業は親の代から実施しており、I社長は2代目ということでした。
さらに話を聞いてみると、過去の一見さんのお客様も含めて、父親が400件近くのリストを保有していることがわかってきました。
ここで、私からの質問は

「この400件に再度、アプローチしたことはありますか?」

この質問は、このSWOT分析を行うにあたってすでに10社近く行ってきましたが、
感覚として、おおよそ8割の方が過去のリストや一見顧客、問い合わせをくれた見込客に対して、
その後の連絡を取っていない!ということがわかりました。

ものすごく、個人的な意見ですが、ハウスクリーニング業の方に頼む際は、自宅に入ってもらうということもあり、依頼をしたいと思っても二の足を踏むと思ってます。
(※私の嫁が依頼してくれた時は夫婦で事業を営んでいるところにしています。女性がいるから。)
なので、一度でも依頼をいただいたところであれば、他の業者に来てもらうぐらいなら、再度依頼をしていただくことも可能じゃないかと考えた次第です。

やみくもにポスティングするぐらいなら過去のお客にDMはいかが?

新規顧客を見つけるためにやみくもにポスティングするぐらいなら、過去のお客様にDMでもお送りするほうがよっぽど確率は高いのではないでしょうか?というようなお話をさせていただきました。
I社長は、過去のお客様や、問い合わせ客にアプローチするということは考えていらっしゃらなかったらしく、その内容になっとくしてくださいました。
この方法でご依頼が来たら、このお客様を定期的にご依頼をいただくようにするアドバイスをしたのは、今後の事例にて…

結局、強みの中心は顧客ですよね(特に既存)という話

私の強み分析の7割以上は既存の顧客分析です。
なぜなら、お客様の良いところをわかったうえで依頼してくれているはずだから、
だから、「”なぜ?”、当社を選んでくれているのか?」がわかれば、おのずとそれが
”強み”になるはず!
皆さんも一度自社の既存・過去のお客様を見直して再度のアプローチを考えてみてはいかがしょうか?

お問い合わせ

i-consulting officeでは、”強みと機会”の深堀に特化したSWOT分析を行い、既存や過去のお客様から新たな売り上げの確保や、その顧客のリピート化をお手伝いさせていただいてます。


ご興味・ご関心のある方はぜひお問い合わせください!

お問い合わせページ:https://icon-office.com/contact

LINE公式アカウント:https://lin.ee/xHeD62c

宜しくお願いします。

本日11月10日の結果

・鹿児島研修のリハーサル 6時間程度
「海に眠るダイヤモンド」面白い。

本日もありがとうございました。


一覧へ戻る