【今日から使える】生成AI×DX活用術5選 ~中小企業でもできる即効性のある実践方法~

こんばんは。i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。

社長も社員も働くことが楽しいと思える会社づくりのお手伝いをモットーに
中小企業の経営支援を以下の内容を中心に行っています。

  • クロスSWOT分析を活用した「積極戦略」の構築支援
  • お金のブロックパズルによる「キャッシュフロー経営」のサポート
  • 業務のデジタル化支援を通じた「生産性向上」コンサルティング
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)・生成AIコンサルティング
  • 経営理念策定と浸透・経営理念に基づく人事考課制度策定のご支援
  • 補助金・助成金の活用に向けた「申請・計画作成」の助言

経営に関するお困りごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
「わかりやすく、具体的に」を意識して、経営の現場に即したご支援を心がけています。

最近はフレームワークのプロンプト提供を中心にブログを作成していましたが、
本日からは、生成AI×DXでどのような業務効率化のネタがあるのかを5回にわたり考えてみたいと思います。

はじめに

近年、ChatGPTやMicrosoft Copilot、Claudeなどの生成AIがビジネスの現場に急速に浸透しています。
しかし「実際にどう活用すればいいのか分からない」「DXは大企業のものでは?」と感じる中小企業の経営者・社員の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、中小企業や個人事業でもすぐに取り入れられる具体的なAI・DX活用法を5つ紹介します。


1.会議の効率化:議事録の自動生成

活用イメージ

  • 会議を録音 → AIで文字起こし → 要点を要約
  • ChatGPTやCopilotに「次回のアクションアイテムを整理して」と指示するだけでタスク化が可能

メリット

  • 議事録作成にかかる時間を 90%削減
  • 発言漏れ・認識違いの防止
  • 会議時間そのものも短縮

👉 具体的な指示例(プロンプト)
「以下の会議録を要約し、決定事項と次回までの宿題をリスト化してください」


2.Excel業務のDX化:分析をAIに任せる

活用イメージ

  • 売上データをExcelにまとめ、ChatGPTやCopilotに「この月の売上減少の要因を分析して」と依頼
  • ピボットやグラフ作成を自動化し、資料化まで一気通貫

メリット

  • 分析作業が 半日 → 数分 に短縮
  • 専門知識がなくても「AIが気づきを提案」してくれる
  • 営業戦略や仕入れ判断がスピードアップ

👉 具体的な指示例
「この売上データを分析し、売上が減少したカテゴリーと改善のためのアクションを提案してください」


3.マーケティング資料の自動生成

活用イメージ

  • 新商品の紹介文をChatGPTに依頼
  • PowerPoint資料はCopilotで自動生成
  • SNS投稿文もAIがトーンを変えて複数案を出力

メリット

  • コンテンツ制作スピードが 3倍以上
  • 「読みやすい文章」「キャッチコピー風」「専門家向け」など用途に応じて変換可能
  • 小規模企業でも大手と同等レベルの資料を即作成

👉 具体的な指示例
「この商品特徴をもとに、Instagram向けのキャッチコピーと、BtoB商談資料の冒頭ページ用説明文を作成してください」


4.問い合わせ対応の効率化(社内・社外)

活用イメージ

  • よくある質問(FAQ)をAIに学習させ、社員や顧客からの質問に即回答
  • 社内では「経費精算のルール」などをAIチャットボットで案内
  • 社外ではホームページにAIチャットを設置

メリット

  • 社員の問い合わせ対応工数を削減
  • 顧客満足度の向上
  • 24時間対応が可能

👉 具体的な指示例
「以下の社内規程を読み込み、社員からの質問に答えるFAQを10個作成してください」


5.補助金申請や事業計画の下書き作成

活用イメージ

  • ChatGPTに「ものづくり補助金の事業計画書フォーマットに沿って下書きを作成して」と依頼
  • 自社の強み・課題を入力すれば、骨子案が完成

メリット

  • 書類作成のゼロベース工数を削減
  • 抜け漏れを防ぎ、申請確度を高める
  • コンサルや士業との連携効率もUP

👉 具体的な指示例
「当社は製造業で、新しい生産ライン導入を検討しています。補助金申請用に課題・解決策・期待効果を整理してください」


図解:生成AI×DX活用の全体像

まとめ

DXや生成AIは「特別なIT投資」ではなく、日々の業務を効率化する実用ツールです。
今日からできるポイントは次の3つです。

  1. 繰り返し作業はAIに任せる(議事録、FAQ、データ分析)
  2. 成果物の品質はAIで底上げする(資料作成、SNS投稿)
  3. 構想段階をAIに助けてもらう(補助金申請、企画立案)

まずは「毎日の業務で一番時間がかかっている作業」からAIに任せてみましょう。

問い合わせ

本日は生成AIでデジタルトランスフォーメーションを行うための基本的な活用術を
書かせていただきました。
i-consulting officeでは、DX支援、生成AI導入支援を行っています。
ご興味ご関心のある方はぜひ、お問い合わせください。

お問い合わせページ:https://icon-office.com/contact

LINE公式アカウント:https://lin.ee/xHeD62c

宜しくお願いします。

本日の仕事

本日は正直あまり仕事してない・・・
・Y社 経営診断、販路開拓アドバイス
明日は、もう少し頑張ろう。

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