生成AI・DX実践Tips 第1回 ~初心者が今日から始められるAI活用法~※超初心者の方向けです。

こんばんは。i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。

社長も社員も働くことが楽しいと思える会社づくりのお手伝いをモットーに
中小企業の経営支援を以下の内容を中心に行っています。

  • クロスSWOT分析を活用した「積極戦略」の構築支援
  • お金のブロックパズルによる「キャッシュフロー経営」のサポート
  • 業務のデジタル化支援を通じた「生産性向上」コンサルティング
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)・生成AIコンサルティング
  • 補助金申請支援

といろいろ書いてますが、最近はもっぱら
”DX・AIを中心にした研修講師”が主な業務です。

経営に関するお困りごと、従業員育成に興味がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
「わかりやすく、具体的に」を意識して、経営の現場に即したご支援を心がけています。

本日は初心に戻ってという感じで「生成AI・DX実践Tips 第1回 ~初心者が今日から始められるAI活用法~」というテーマで書きます。内容は超簡単なプロンプトの話でございます。
少しでも生成AIを使用したことがある人には向かない内容だと思いますのでご注意ください。

はじめに

生成AI(Generative AI)は、ここ数年で一気に身近になりました。ChatGPTやCopilot、Geminiといったツールが次々と登場し、文章作成・データ分析・画像生成・資料作成 など、私たちの仕事や日常を大きく変えつつあります。
一方で、中小企業や個人事業主の方からはこんな声もよく聞きます。

  • 「使ってみたいけど、何から始めればいいのか分からない」
  • 「難しそうで、自分に使いこなせるのか不安」
  • 「結局、どんな場面で役立つの?」

そこで本シリーズ「生成AI・DX実践Tips」では、初心者でも一歩ずつ取り組めるAI活用法を紹介していきます。第1回目は「初心者が今日からできる簡単な使い方」です。


1. まずは「質問力」から始めよう

生成AIは「魔法の箱」ではありません。入力(プロンプト)の仕方で、出てくる答えが大きく変わります。
最初のステップとして意識したいのは「質問力」です。

基本の3ステップ

  1. 目的を伝える
    • 悪い例:「文章を書いて」
    • 良い例:「新商品の告知メールを200文字で考えて。ターゲットは30代の主婦層」
  2. 条件を絞る
    • 文字数、対象者、形式(箇条書き・表形式)を指定すると、より使いやすい答えが得られます。
  3. 改善を繰り返す
    • 1回で完璧な答えを期待せず、「もっと短く」「専門用語を減らして」と修正していきましょう。

これだけで「使えない答え」から「役立つ答え」へと精度が上がります。


2. 初心者におすすめの活用シーン

「生成AIをどう使えばいいの?」と悩む方に向けて、すぐに試せる3つの活用シーンを紹介します。

(1) メール文面の作成・添削

ビジネスメールを考えるのに時間がかかっていませんか?
生成AIなら以下のように頼めます。

プロンプト例:
「お客様に送る納品完了メールを考えてください。内容は①納品完了の報告、②お礼、③今後のサポート案内を100文字以内でお願いします。」

→ 丁寧かつ短時間で使える文章が生成されます。


(2) 会議の議事録作成

ZoomやTeamsの会議録をAIに要約させるだけで、議事録作成の手間が大幅に減ります。
初心者向けには「要点まとめ」だけでも十分。

プロンプト例:
「以下の会議メモを、5つのポイントに要約してください。」


(3) Excel業務の効率化

AIはExcelの操作方法や関数の使い方も教えてくれます。

プロンプト例:
「Excelで売上表から商品別の合計を出す方法を教えてください。初心者でも分かるように関数と操作手順を説明してください。」

→ XLOOKUPやピボットテーブルのやり方まで分かりやすく教えてくれます。


3. DXの第一歩は「小さな成功体験」

DX(デジタルトランスフォーメーション)というと大がかりなシステム導入をイメージしがちですが、最初は**「身近な業務を少し楽にする」**ことから始めましょう。

例:

  • 経理担当者 → 請求書メールの定型文をAIで作成
  • 営業担当者 → 顧客向け提案書のたたき台をAIで生成
  • 経営者 → 社内報や従業員向けメッセージをAIで作成

こうした「小さな成功体験」が、組織全体のDX推進につながります。


4. 初心者が失敗しやすいポイント

AI活用でよくある失敗も押さえておきましょう。

  1. 丸投げしすぎる
    → AIは便利ですが、内容の正確性は必ず確認が必要です。
  2. 社外秘情報をそのまま入力する
    → 機密情報や顧客データは入力しないルールを徹底しましょう。
  3. 使わないまま時間が経つ
    → 「習うより慣れろ」が鉄則。毎日1つでもAIに質問してみるのがコツです。

5. まとめ ~まずは「質問」から始めよう~

  • 生成AI活用の第一歩は「質問力」
  • メール、議事録、Excelは初心者におすすめの活用シーン
  • DXは「小さな業務改善」から始めるのがポイント

次回は「生成AIを業務に組み込む具体的な方法」を紹介します。WordやPowerPointとの連携、Copilot活用法など、より実務的なDX実践Tipsに進んでいきたいと思います。

問い合わせ

本日は「生成AI・DX実践Tips 第1回 ~初心者が今日から始められるAI活用法~」というテーマで書かせていただきました。ほんっとうに初歩の初歩的なお話だとおもいますので、物足りない方がたくさんいらっしゃるとは思いますが、初めて使う型などに少しでも役立てばと思います。
ちなみにi-consulting officeでは、これからDXを考えたいけどどうすればいいかわからないという企業向けのDX推進のために従業員に他人事から自分事に考え方を変えてもらう研修を実施しています。
ご興味ご関心のある方はぜひ、お問い合わせください。

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宜しくお願いします。

本日のお仕事

・相談窓口業務
・Y社 報告書作成→できれば経営診断資料へのとりかかり
・Y社資料作成
・T社 マネープランシート作成
・RPAセミナーの資料の内容を作成しておく。
なんか、忙しくないようでいろいろと忙しい。

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