2026.2.28
【第5回】Copilot導入で失敗しないために― 「小さく始める」が、いちばんの近道 ―
朝でも昼でもこんばんは。中小企業診断士の田中 健太郎です。
「経営数字やITをパッと見てわかるように見える化して、
社長が迷わず会社を成長させられるように伴走する」
”経営数字とAI活用のパートナー”です。
本シリーズでは、
あまりSNSなどでは体系的に語られていない
Microsoft 365 Copilot の“実務目線での使いどころ”について、
Copilotさんに書いてもらいながら整理しています。
- 第1回:Copilotの正体(共通機能)
- 第2回:Before/Afterで見る仕事の変化
- 第3回:現場での具体的な使われ方
- 第4回:セキュリティ・情報漏えいの不安
そして今回は最終回、
「じゃあ、どう始めれば失敗しないのか?」
という実務の話です。
はじめに
Copilotの相談を受けていると、
導入を検討している会社ほど、こんな状態にあります。
- 便利そうなのは分かる
- 危険ではなさそうなのも分かった
- でも「どう始めるのが正解か分からない」
これはとても自然な反応です。
Copilotは
「入れたら勝手に成果が出るツール」ではありません。
一方で、
始め方さえ間違えなければ、非常に定着しやすいAIでもあります。
よくある失敗パターン
① いきなり全社展開する
「せっかくなら全社員で使おう」
この判断、実は失敗しがちです。
部署ごとに、
- 業務内容
- ITリテラシー
- Copilotが刺さるポイント
が違うため、
結果的に “一部の人しか使わない” 状態になりやすいのです。
② 機能説明から入る
- Wordで文章が書けます
- Excelで分析できます
という説明から始めると、現場ではこうなります。
「それ、今やらなくても困ってない」
Copilotは
機能ではなく“仕事単位”で語らないと刺さりません。
③ ライセンスを配って終わり
「自由に使ってください」
これもよくある失敗です。
Copilotは自由度が高い分、
最初の一歩が分からない人が必ず出ます。
失敗しないための考え方
ポイント①:小さく始める
Copilot導入は、
PoC(小さな実験)から始めるのが正解です。
おすすめは、
- 1部署
- 3〜5人
- 業務テーマは1つだけ
たとえば、
- 会議が多い部署 → Teams
- 報告書が多い部署 → Word
- 集計が多い部署 → Excel
というように、
「一番ラクになる場所」から始めます。
ポイント②:「この業務で使う」と決める
成功しているケースに共通しているのは、
Copilotは
この仕事で使う
というルールがあることです。
例:
- 会議後の整理はCopilotに任せる
- 報告書は必ずCopilotで下書きを作る
これだけで、
「使われない問題」はかなり防げます。
ポイント③:100点を求めない
Copilotは、
- 完璧な成果物を作るAI
ではありません。 - 60〜70点のたたき台を作る
- 人が整える
この役割分担を理解していないと、
「思ったより微妙」という評価になりがちです。
おすすめの導入ステップ(現場向け)
Step1:面倒な業務を1つ選ぶ
- 時間がかかっている
- 毎回同じような作業
- 正直、やりたくない
こういう業務ほど、Copilotと相性がいいです。
Step2:「どうラクになるか」を一文で言う
例:
- 会議後の整理時間が減る
- 報告書の下書きが5分でできる
この一文が言えるかどうかで、
現場の納得感が変わります。
Step3:最初の使い方を決める
- 使うアプリ
- 使うタイミング
- 最初のプロンプト例
を決めておくと、
「何から触ればいいか分からない」を防げます。
Copilotは「文化」を変えるツール
Copilot導入の本質は、
ツール追加ではありません。
- 白紙から考えない
- まずAIにたたきを出させる
- 人は判断と調整に集中する
という
仕事の進め方の変化です。
だからこそ、
- 最初の設計
- 最初の成功体験
がとても重要になります。
まとめ(最終回として)
Copilot導入で失敗しないポイントは、
- いきなり広げない
- 機能ではなく業務で語る
- 小さな成功を作る
この3点に集約されます。
Copilotは
「導入したら勝手に変わるAI」ではなく、
「使い方を決めることで変わるAI」 です。
連載を通して
この連載では、
- Copilotの正体
- 仕事の変化
- 現場での使われ方
- セキュリティの考え方
- そして導入の現実解
を整理してきました。
もし今、
便利そうだけど、どう始めればいいか分からない
と感じているなら、
それは 正しい位置に立っている証拠です。
ぜひ、
小さく・具体的に・一歩目から
Copilotを試してみてください。
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第5回は「Copilot導入で失敗しないために― 「小さく始める」が、いちばんの近道 ―」というテーマでお送りさせていただきました・
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本日のお仕事
昨日のお仕事ではありますが、昨日は広島県呉市にて6時間のDX関連の研修を行いました。
反省点としては、前泊でしたので宿泊先周辺の食事処は調べていこう!とことでした。
木曜日なので大丈夫かなと思いつつ、2件に断られいつものようにコンビニ難民になるところでした。
・N社 事前調査
・B交流会 自己紹介資料作成→今日中に済ませたい
・H社 事業計画づくりの準備

