
2025.7.26
営業研修のサブ講師をして基本的な気付きを得たので記録しておきたいという話。
おはようございます。i-consulting office(アイ・コンサルティング・オフィス)の田中健太郎です。
社長も社員も働くことが楽しいと思える会社づくりのお手伝いをモットーに
中小企業の経営支援を以下の内容を中心に行っています。
- クロスSWOT分析を活用した「積極戦略」の構築支援
- お金のブロックパズルによる「キャッシュフロー経営」のサポート
- 業務のデジタル化支援を通じた「生産性向上」コンサルティング
- DX(デジタルトランスフォーメーション)・生成AIをテーマとした各種研修講師
- 経営理念策定と浸透・経営理念に基づく人事考課制度策定のご支援
- 補助金・助成金の活用に向けた「申請・計画作成」の助言
経営に関するお困りごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
「わかりやすく、具体的に」を意識して、経営の現場に即したご支援を心がけています。
本日は2連投しておきます。今回の内容は先日サブ講師として同席させていただいた営業研修において本当に学びになったことがあったので記録しておきたいと思います。7/100
営業研修においての私の役割
この営業研修は某IT系企業の営業さん向けに行うものでした。
都合3日間の研修で先日が第3回ということでプレゼンテーションの演習を行うというもの。
な、なんと東京の某ビルの40階を超える階層での研修で、窓からの景色はほんとに絶景でした。
という感じでの雑談はこれくらいにして
私の役割は1日目にITの基礎知識を講義するという内容でほぼ終了しており、2日はただいるだけという流れ、今回の3日目は提案をしていただくということで私の役割は某企業のプロジェクトマネージャーという役割で、受講者のヒアリングに対して今回のプロジェクトについて説明する。そして偉そうに感想をフィードバックするという何ともおこがましい役割です。
ヒアリング実施
ヒアリングは5班から受けました。基本的に顧客企業の情報やエンドユーザーの情報など
(※このプロジェクトはプロジェクトマネージャーの企業がエンドユーザー向けにシステムを開発するので、一部を業務委託のような感じで手伝って!というような内容です)
をお渡ししていましたが、エンドユーザーの情報やプロジェクトの具体的な内容についてはヒアリングロープレで上手に質問してね!という感じの話です。
基本的な情報が少ない中、各班それぞれの個性を出しながら質問をしてくれました。
当然、営業さんの研修なので、私(プロジェクトマネージャー)に対して継続した取引になるのか?会社としての方向はどうなのか?など1回のビジネスでは終わらせないぜ!という気概を感じるヒアリングが繰り返されました。
ヒアリングで感じたこと
ヒアリングを受けて感じたことは、事前の情報提供が少なかった私のせいでもあるかもしれませんが、
質問者がみんな、案件のことをヒアリングせず
(案件のヒアリングとは、例えばエンドユーザーはどのような機能を求めているか?開発言語やDB、インフラはどのような環境で構築するのか?など)に、当社の企業との結びつきを強くしようとする質問が多くなってしまいました。プロジェクトマネージャとしてはまず、このプロジェクトがお困りごとであり、課題解決のお手伝いをしてほしい内容なのに・・・という状況でした。
提案内容が良かった班はどういう班だったのか?
3日間の営業研修を通して様々な知識や営業の技術などを講義してきましたが(メイン講師は別ですが)最後のプレゼンをみて、本質は何なのか?ということを気づかされました。
それは、きちんとお客様(この場合プロマネである私)に丁寧に向き合ってヒアリングをしてきた班のプレゼンが文句なく一番だったということでした。
当たり前と言えば当たり前、質問が上手とか下手とか、センスがあるとかないとかではなく、きちんとお客様と向き合って相手を理解しようとする姿勢があるか?というのが思いっきりプレゼンにあらわれていたと感じます。
自分自身も身につまされる話
私自身もやれフレームワークだの、SWOT分析だのいろいろとコンサルティングのテクニックという知識の肥大化だけはさせているような気がして、今回のようにきちんとお客様と向き合えているか?というのを問われた感覚になりました。
今回の研修で学んだこと、何度でも書きます。
ちゃんとお客様と向き合えているか?改めて自分の反省も込めて記録しておきます。
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これまで、当社とお取引いただいたお客様の中で「自分ときちんと向き合ってくれてないな」と感じてしまわれたお客様がいらっしゃれば、改めてお詫びします。申し訳ございません。
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